近況報告 1月29日発 成田空港初見学の巻

page.05-0002
内容更新日:2005.01.29.
レイアウト更新日:2024.10.08.
近況報告(航空分野) 2004.05.07.へ戻る


British Airways Boeing 747

 実は! 成田空港へ行くのは初めてなのです。用あって東京へ出たのですが、JRの東京フリー切符を利用したので成田まではタダ。岩手の片田舎に住んでいるとヒコーキを見る機会は全くなく、空を飛ぶという感覚も忘れてしまいます。1日余裕があったので、久しぶりにヒコーキを見に出かける事にしました。
....本当は、JR時刻表には成田−成田空港間は成田エクスプレスしか書いてないので、見るだけで特急料金払うのが馬鹿くさくて行かなかったのだ。普通列車も走ってるのが当り前だろうって?いやいや、JRはけっこう地元民に意地悪ですよ。新幹線が盛岡から八戸まで通ったとたんに在来線は切り捨ててしまうし、もうかなり前になるけど北海道の空の玄関・千歳から帯広釧路方面への利便性を良くするために新夕張−新得間に日高山脈を抜ける石勝線を作ったけど、特急だけ通して普通は走ってない。途中の占冠・トマムに行く場合は、駅1つでも特急料金が必要なんだ。金のあるリゾート客は便利かもしれないが、占冠庶民が帯広に行くためには昔と同じ、岩見沢・滝川を不便な乗継ぎで大回りしなければならない。公共性の高い鉄道が、これでいいのか?
 おっと、つまらないグチをこぼしてしまった。
 とにかく久しぶりに空飛ぶマシンを見れる、いそいそと出かけたのですが結果はがっかり。警備が厳しい、それはいい。時代が時代だけに理解できるから、協力はする。でも、見に行ったはずのヒコーキは皆同じカタチをしている。 何なんだ!これは! これがヒコーキなのか? ヒコーキって、もっといろんなカタチをしてるはずじゃなかったのか? 昔は金網にへばりついて一日中眺めていたものだったが、30分で飽きてしまった。こんなモノ見るために今時のカメラ小僧さん達はここへ来るのかな。最近の女性もほとんど同じ顔に見えるけど、それと同じなのかな。空港で働けば一日中ヒコーキが見れると憧れた時代もあったけど、こんな所なら来たいと思わないな。空港ロビーの土産物店に垂直尾翼に各航空会社のペイントを施したものがいっぱい並んでいたけど何が面白いんだろう、ヒコーキの違いがペイントでしか見分けられない、その程度の世界になってしまったのかな。もう、ヒコーキに夢を馳せる時代は終わったのかな。…そんな事を思いながら空港をあとにした。
 ヒコーキを感じたければいろいろなカタチを見れる地方空港の方がいい。残念ながら、ここへ再び見に来ることはあるまい。



アメリカン航空。型の古い機体なのか、随分滑走距離が長かった。




ノースウェスト航空。
今時のヒコーキの代表格。




同上。
あまりにのっぺりとした、特徴のない顔立ち。
これが今の世の中なのだろうな、と強い印象を持ったところでパチリ。




趣味のサイト Indexへ戻る