バレー・ノート 2013

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初公開日:2024.10.08.
内容更新日:2013.12.13.
レイアウト更新日:2024.10.08.
◎ 13.03.20. 自主

<サーブ>

 Ⅰ. 手の平、アタックではいい音。サーブでもそういうヒットができれば?

 Ⅱ. この観点から、以下のサーブを新たに考案。


  構え
    ① 体は斜め前30度くらい
    ② 腕は真後ろ以上に大きく引く
  打球動作
    ③ 体を先にひねり出すように
      (腕があとからついて来る感じ)
    ④ 思い切り振り出す
    ⑤ 腕はピンと伸ばす
    ⑥ この位置からボールを打ち抜く
      (ボールの手前から芯を叩き抜く)
    ⑦ 体の真横で叩く
    ⑧ ミート良く(いい音で)叩く
      <スパイク同様平手から握る>
    ⑨ 体のひねりで最後まで腕を振り回す
      (振り切る)

 サーブの性質として、基本的に「伸ばす」。その上で変化するのは構わない。

 欠点:ボールを打つ瞬間が全く見えない。
  → 体のひねりを、腕が加速した時点で止めてはどうか。
   → ⑨ができず。また、ボールの「伸び」がなくなるのでは?
   → 打球後、レシーブへ向かう出足が止まるのでは?


◎ 13.06.19. 自主

<オーバーパス>

左右の手の不揃いによるハンドリング・ミスに対する改良

人差し指の入り

今までは親指と中指でボールを捉えようとしてきた。
それに加えて両手の人差し指をきっちり揃え、ボールの中心をその指先の中心に確実に入れる事を意識すると良い。


◎ 13.07.18. 自主

<バックトス>

背筋」をふんだんに使え!


◎ 13.08.29. 自主

<対人アンダーパス> (オーバーパスも)



① パスを送ったら、一歩下がる

② 相手からのパスを、正面に廻り込んで入る。(廻り込んでから前へ

③ 真正面で受ける。


◎ 13.xx.xx.

<指導>

 一つの「動作」を覚えるには、脳の運動記憶回路ができ上がるまで繰り返し練習が必要である。
 (就寝前のイメージ・トレーニングも含む。)

 しかし一方で、「思考回路との連携」も必要になるのではないか。
 (練習の1回1回の動作の度に、例えばレシーブ動作の訓練ならば、「何とかしてセッターに上げよう」とか「何とかして攻撃に繋げよう」と意識しながら練習を繰り返すことで、試合の時に「何とかして~」と思っただけでその動作ができるようになる事が期待できよう。)


◎ 13.09.28.

<指導>

(レシーブの波の引き寄せ
 「皆で『呼吸』する事
 チーム全体が呼吸できているか
           アイザック・スターンのチェロ講習よりヒント

 (今の=久慈でバレーをやっている自分が前の小さなボールを拾いに行けないのは、一つにチーム全体での呼吸が無い事にもよる。
~>自分自身も呼吸できなくなっている。)


◎ 13.12.02.

<野田中指導のためのコーチ指導>

Ⅰ.練習の内容

① 個人の基本動作の練習
   (パス、スパイク、ブロック、等)

② チームとしての動きができるようにするための各人の動きの練習
   (一歩踏み込むレシーブ、引き寄せの動きのあるレシーブ、等)

③ チーム全体の動きの練習
   (各人の役割分担の実現)

Ⅱ.「定位置」という考え方

バドミントンの例



(1) 左前の守備
(2) 定位置に戻る
(3) 左後の守備
(4) 定位置に戻る
・各シャトルを打ち返したら、どこへでも対応できる位置(定位置)にまず戻る。

・戻れないような状態に陥りそうな時は、相手コートの奥深くに高い返球をすることで
 自分が定位置に戻って構える余裕を作る。

バレーボールの例

① トスが上がる前の定位置



② レフトオープンにトスが上がった場合の定位置の移動



①から②への動き

相手に返球直後一旦後方に下がり、後方から前進しながらそれぞれの瞬間の「定位置」に入って行く。



この「波の引き寄せ」がないと、次の「守備の役割分担」が実行できない。

Ⅲ.役割分担

守備範囲の分担と同時に、「動きの方向」の約束を守らないと、他のメンバーの守備が成り立たなくなる。

(相手レフトオープン攻撃の場合)
a)強打に対する守り
b)中央のフェイント・こぼれ球に対する守り


 まず、左サイド強打を{BL}、右サイド強打を{BR}が受け持つ。{BC}は、後方全般のカバー(左側はコーナーの強打と、右側は主にワンタッチボールを処理する。左側のタマの方が速いので、あらかじめ左に寄っておく。)
 {FL}は、{BL}がネットがあるため突っ込めない左サイドネット際を守る。{BL}には強打に専念させるため、ブロックをはじいて{FL}{BL}の間に来たボールは{FL}が飛びついた方が良い。
 中央部は前から3部に分け、前から{BR}{BL}{BC}が分担する。{BR}が最前部を受け持つ一つの理由は、このポジションはセッターがバックに回った時のポジションなのでトスアップに動く方向と一致するからである。
 また、{BR}{BC}{BL}バック3人の動きの方向が、中央部の守りの方向と一致するように強打の守りが決められているとも言える。これが一致しないと(強打と中央部の守りの方向が異なると)、各人のレシーブは場合によって一瞬のうちに異なる判断をしなければならず、難しくなる。

Ⅳ.複数人数による守備を実現させるための約束事

① 隣のメンバーとは必ず「前後関係」を明確にし、前の人は前方へ動きながらレシーブをする事。

  

 前の人が横へ動くと、後の人は動けなくなる。後の人のレシーブ能力を殺すことになる。

② 前の人は「高い位置」へ、後の人は「低い位置」へボールを拾いに行く。

  

 ほとんどの場合、ボールは斜めに落ちてくる。2人が同じ高さで捨おうとすると、必ずぶつかる。
 そのため、どちらも動けない場合が出てくる。異なる高さに飛びつけば、絶対にぶつかることはない。
 ぶつからないと信じているから、素早く動き出すことができる。このルールを守らない人が一人でも居ると、
 チームのレシーブ力は大幅に低下する。

③ 役割分担を守る。

 バレー界の常識として、「他人のボールに手を出すな」という事がある。選手は、厳しいバレーになればなるほど己の守備範囲=役割分担をはっきり意識するようになる。そうなると、たとえ転がっていても、必死で起き上がって自分の役割のボールに飛びついてくる。その時分担以外の選手が割り込んでくると、「ぶつかる」状況が生まれる。これは、前のレシーバーが横に動いて後のレシーバーの動きを阻害する事と同じ現象を引き起こす。
 勿論、守備範囲というものははっきり「線引き」ができるものではなく、常に流動的なものである。しかし、その場面場面で「このボールは誰がどのように動いて拾うか」ははっきり判別できるものである。ここで言っている守備範囲=役割分担とは、そういう意味で判断される範囲のことを指している。これを無視して他人のボールに手を出すことは、「ぶつかる」意識で動きが止まることと同時に、「自分を信用してくれない」という不信感が、選手間に生まれる。(自分がとるべきタマを拾う自信がないところへ、隣の選手が飛び込んで拾ってくれたのを「有難い」と思うようではバレーのレベルは低い。)お互いの役割を信用し、尊重し合うことが「チームワーク」であると言える。


◎ 13.12.11. 野田クラブ

<トス>

まず、ボール下に確実に入る。(指がどうのこうのはその後。)