翼No.W17設計製作記(3) |
page.20-0005 初公開日:2020.04.28. 内容更新日:2020.05.05. レイアウト更新日:2024.10.08. |
目 次
翼No.W17設計製作記(2)
翼No.W17設計製作記(3)
7.平面構造設計翼No.W17設計製作記(4)
8.中央リブ上面ライン決定
9.桁強度設計
7.平面構造設計
まず、核となる桁の位置を決める。(前縁位置 y = 0)8.中央リブ上面ライン決定
主桁(桁前面位置):翼根弦長Crの30%位置
(翼根~翼端 y = 60 mm)
後桁(桁後面位置):スパン方向各位置の翼弦長の75%位置
(翼根~x=550位置 y = 150 mm, 翼端 y = 112.5 mm)
後縁プランク補強桁(桁前面位置):スパン方向各位置の後縁から 20 mm 前方
(翼根~x=550位置 y = 180 mm, 翼端 y = 130 mm)
桁位置を、翼根翼弦長の30%位置とする。
x (%) yu (%) yl (%) 30.000 9.500 - 3.800 次に、上反角付主翼翼根部桁設計ソフト (VB6B13-302A) を用いて、リブ・ポジョション 0, 50 mm 位置の翼型座標倍率を求める。
(mm単位で入力: LU0 = LU2 = 19.0 ;LL0 = LL2 = 7.6 )
P1-O1=(P1-L1)-(O1-L1)= 20.6 mm; 10.30 %
O1-L1=│ZL0│= 7.7 mm; 3.85 %
P0-O0=ZP0= 25.1 mm; 12.55 %
O0-L0=│ZL0│= 7.7 mm; 3.85 %
以上の事から、リブ・ポジョション 0, 50 mm それぞれの位置の翼型座標倍率は次のようになる。
ポジョション
(mm)上面
(倍)下面
(倍) 0 50 1.321 1.089 1.013 1.013 上面のみ増加( VB6B84-804Q 使用)9.桁強度設計
翼桁荷重分布( VB6B14-C01A)使用。
機体重量を1.20kg、制限荷重を10倍、安全率を1.5倍(終極荷重を15倍)に設定する。
機体重量の根拠
主翼No.5重量=195g
主翼No.5→主翼No.17のスケール倍率=1.72
翼型面積:(200/160)2=1.252
スパン:2200/2000=1.1
従って、主翼No.17の予測重量=195×1.72=335g
主翼No.5→主翼No.17の重量増加分=335-195=140g
主翼No.5+胴体No.14(バラスト25g含む)=929gなので、
主翼No.17+胴体No.14=929+140=1,069g
余裕を持たせて1,200gとした。
x=750+~1100 / ウェブ 3t バルサ
x=600+~750+ / ウェブ 3t バルサ / ストリンガー 3x3 2本 バルサ
x=550+~600+ (外翼) / ウェブ 3t バルサ / ストリンガー 3x3 4本 バルサ
x=500+~550+ (内翼) / ウェブ 3t バルサ / ストリンガー 3x3 4本 バルサ
x=400+~500+ / ウェブ 3t バルサ / ストリンガー 3x3 4本 ヒノキ
x=150+~400+ / ウェブ 3t ヒノキ / ストリンガー 3x3 4本 ヒノキ
x=100~150+ / ウェブ 3t 2枚 ヒノキ / ストリンガー 3x3 2本 ヒノキ
ポジョション
(mm)ウェブ
ストリンガー
0~ 175 3t 2枚 ヒノキ 3x3 2本 ヒノキ 175~ 425 3t ヒノキ 3x3 4本 ヒノキ 425~ 525 3t バルサ 3x3 4本 ヒノキ 525~ 625 3t バルサ 3x3 4本 バルサ 625~ 775 3t バルサ 3x3 2本 バルサ 775~1100 3t バルサ