No. |
日付 |
使用機体 |
発着地/画像・動画 (wmv) |
日記メモ |
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34 |
08.10.12. |
Boeing 717-200 (McDonnell Douglas MD-95)
最大離陸重量: 118,000 lb (53,523 kg)
最大着陸重量: 102,000 lb (46,265 kg)
エンジン: BR700-715A1-30 18,700 lb (8,482 kg) × 2
最大高度: 37,000 ft (11,278 m)
データ出所: FS2004 Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: ? kt
最大高度: 約 20,000 ft
進入速度: 190 kt
接地速度: 154 kt
飛行時間: 25 分
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台北−福州 Changle <200 km>
滑走路
福州 Changle (ZSFZ)
方位: 3/21 長さ: 3,600 m
高度: 14 m 路面: コンクリート
画像
経路図
日本の山より高い台湾の山々を見ながら上昇
動画 (wmv)
3:2.97MB:降下・進入
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離陸後、内陸部を旋回しながら日本より高い山々を眺める。台湾島一周もしてみたかったが、今後の行程が長いことを考えて早々と台湾をあとにする。
機体はボーイング717を使用。マクダネル・ダグラスがボーイングに合併吸収されたため、DC−9の系列が欠番となっていた717に割り当てられたもの。距離は短いものの、何度も飛ばして慣れている機体なので安心して使えると選択。
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35 |
08.10.12. |
Dassault Mirage IIIC
全幅: (8.22 m)
全長: (14.77 m)
全高: (4.25 m)
主翼面積: (34.85 sq m)
アスペクト比: 1.94
最大離陸重量: (12,000 kg)
エンジン: SNECMA Atar 09B3
(4,250 kg)
(6,000 kg) アフターバーナ使用時
× 1
最大速度: M 2.15
巡航速度: M 0.9
実用上昇限: 約 50,000 ft (15,000 m)
離陸距離: (900(1,300) m)
着陸距離: (830 m)
航続距離: 1,500 nm (2,778 km)
データ出所: 文林堂 世界の傑作機 1-1974 ミラージュ�V
参考: Dassault Mirage IIIE
全幅: 27 ft 0 in (8.22 m)
全長: 49 ft 3.5 in (15.03 m)
全高: 13 ft 11.5 in (4.25 m)
主翼面積: 375 sq ft (34.85 sq m)
最大離陸重量: 29,760 (13,500 kg)
エンジン: SNECMA Atar 09C
13,670 lb (6,200 kg) st アフターバーナ使用時
× 1
<性能:clean>
最大速度:
S/L: 750 kt (1,390 km/h)
39,375 ft : M 2.2 1,268 kt (2,350 km/h)
巡航速度: M 0.9 at 36,000 ft (11,000 m)
進入速度: 183 kt (340 km/h)
着陸速度: 162 kt (300 km/h)
上昇時間:
36,000 ft (11,000 m)まで: M0.9 3分
49,200 ft (15,000 m)まで: M1.8 6分50秒
運用高度:
M 1.8: 55,775 ft (17,000 m)
ロケットモーター使用: 75,450 ft (23,000 m)
離陸滑走距離: 2,295〜5,250 ft (700〜1,600 m)
着陸滑走距離: 2,295 ft (700 m) ブレーキパラシュート使用
データ出所:Jane's All The World's Aircraft 1975-76
>実施データ
離陸速度: ? kt
最大高度: 19,900 ft (平均 10,000〜15,000)
進入速度: 210〜250 kt
接地速度: 150 kt
飛行時間: 23 分
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福州 Changle−寧波 Lishe <480 km>
滑走路
寧波 Lishe (ZSNB)
方位: 13/31 長さ: 2,500 m
高度: 4 m 路面: コンクリート
画像
経路図
陸地の上をマッハで飛ぶなんぞ騒音迷惑も甚だしい
高度5,000mの超音速飛行
高度・速度・マッハ計がとても見やすいコクピット(進入時)
動画 (wmv)
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距離があるのでスピードの出る機体、昔から大好きだったB−58ハスラーを使いたかったが、着陸がむずかしく訓練が必要なため、今回は比較的容易に飛ばせるミラージュを使うことにした。軍用機は進入速度が速く、ちょっと速いだけでオーバーランしてしまう。進入中の速度と高度を細かくチェックするため、コクピット・ビューにした。(本来はこちらでやるべきなのだが、せっかくだから飛んでいる機体を見ながら飛ばしたいということでスポット撮影機ビューにしている。)最後は少々ドン着ぎみだった。
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36 |
08.10.14. |
Convair 340
全幅: 105 ft
全長: 79 ft
エンジン: R-2800-CB16 (2,400 hp) × 2
データ出所: FS2004 Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 140 kt
最大高度: 10,400 ft
進入速度: 120 kt
接地速度: 105 kt
飛行時間: 23 分
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寧波 Lishe−上海 Pudong <140 km>
滑走路
上海 Pudong (ZSPD)
方位: 17/35 長さ: 4,000 m
高度: 3 m 路面: コンクリート
画像
経路図
寧波市街
杭州湾
動画 (wmv)
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青島までの距離をなるべく縮めようと、上海まで鈍行で行くことにした。杭州湾を横断していると、まるで向こう岸が見えない大きな河を渡っているようだった。それにしてもこの機体、エンジン音がまるで貧弱。とてもR−2800の音とは思えないのだが…
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37 |
08.10.14. |
English Electric Lightning F.3
Data: English Electric Lightning F.6
全幅: (10.61 m)
全長: (16.84 m)
全高: (5.97 m)
主翼面積: (35.31 sq m)
離陸重量: 45,000 lb (20,411 kg)
エンジン: Rolls-Royce Avon 301
12,690 lb (5,756 kg)
16,360 lb (7,421 kg) アフターバーナ使用時
× 2
最大速度: M 2.27 / 40,000 ft
巡航速度: 595 kt (1,102 km/h)
実用上昇限: 60,000 ft (18,288 m)
航続距離: 800 nm (1,482 km)
離陸滑走距離: 3,200 ft (975 m)
着陸滑走距離: 4,500 ft (1,372 m)
上昇所要時間: 40,000 ft まで 2分30秒
データ出所: 文林堂 世界の傑作機 7-1976 BACライトニング
>実施データ
離陸速度: 190 kt
最大高度: 19,300 ft (巡航高度 10,000/15,000/7,000)
最大速度: 830 kt (高度 7,000 ft)
進入速度: 110〜130 kt
接地速度: 90 kt
飛行時間: 29 分
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寧波 Lishe−青島 Liuting <570 km>
滑走路
青島 Liuting (ZSQD)
方位: 17/35 長さ: 2,620 m
高度: 10 m 路面: コンクリート
画像
経路図
長江河口
長江河口北岸を旋回
江蘇省の海岸に沿って飛行
コクピットから滑走路を狙う
動画 (wmv)
2:2.82MB:長江口から江蘇省沿岸へ
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南京、徐州を経由すればマッハ1以下の機体で間に合いそうだが、早く歩を進めたくて青島まで一気に飛ぶことにした。距離は直線にして約570km。福州−寧波が480km、ミラージュ�Vで800ktを出して23分かかっているから、何故かアフターバーナーの効かない状態では、同じマッハ2クラスでもぎりぎりだろうとEEライトニングを選択。必要な機速の計算は、離着陸の低速時間を考慮して「距離」×3を目安としている。570kmであれば1,710km/h(950kt)が必要ということになる。出るかな?
途中、時間のロスを避けるため、オートパイロット(高度維持10,000/15,000/7,000ft、水平保持)を使用した。
終了後、次の平壌までのフライトに使おうとフランスのトライデント実験機をテストした。今までの様子だと、マッハ2クラスの機体でも高空では500ktくらいしか出せていない。オーバースピードの表示はあまり気にしなくてもよいのではないか。思い切って出せばマッハ2が出るのでは、と、試しにスピードに挑戦してみた。1,300ktが出た。Max2,200ktが出たが、そこまで出すと水平尾翼が振動を起こしてしまい、エレベータも効き過ぎる。2,000ktくらいは出しても良いのではないか。他機でも、オーバースピードはある程度可なのではないか。
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38 |
08.10.21. |
BAC Jet Provost T.5
最大重量: 9,200 lb (4,173 kg)
最大速度:
S/L: (658 km/h)
25,000 ft : (708 km/h)
上昇率: 3,475 ft (1,059 m) /min at (394 km/h)
データ出所: FS2004 Add Aircraft
>実施データ
離陸速度 : 110 kt
巡航高度 : 2,400 ft
巡航速度 : 400 kt
進入速度 : 110〜120 kt
接地速度 : 80 kt
飛行時間 : 17 分
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青島 Liuting−煙台 Laishan <200 km>
滑走路
煙台 Laishan (ZSYT)
方位: 4/22 長さ: 2,600 m
高度: 18 m 路面: コンクリート
画像
経路図
青島空港を離昇
即墨市街
��(?)山
泰薄頂をめがけて旋回
滑走路を発見!!
おっと危ない…
動画 (wmv)
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お隣の韓国に寄らないのは失礼と、ソウル仁川に寄航することにした。仁川への直行は、予定していたサーブ・ビゲン(トライデントはもっと高速を要求される場面で使うことにした)でも30分ぎりぎりで、しかも洋上飛行で向こう岸が見えない上にビゲンのパネル表示がない(方角が分からない)のでむずかしく、少しでも距離を縮めようとまずは煙台まで行くことにした。
今まではディスプレイ出力をダウンスキャンコンバータにかけて、ビデオキャプチャで別のパソコンに取り込む方法で動画を記録していた。ゲーム画像を取り込めるデスクトップキャプチャが見つからなかったからだ。しかしダウンスキャンで画像が著しく劣化してしまうので高性能のデスクトップキャプチャを探し続けていたところ、ようやく”アマレココ”というソフトが見つかった。さっそく試してみたが、フルスクリーンは無理なもののハーフサイズなら何とか取れそうだと分かった。そうなると早くフライトがしたい。ソウルへは何度か練習していたが、煙台に変更して練習するつもりが滑走路に立ったら「行ってしまえ」になってしまった。今日は仕事があったので、練習するような暇もなかったのだ。機体もぶっつけ本番。練習機だからそんなにむずかしくはないだろうという安易な考え。事実、離陸はほとんど問題はなかった。でも、着陸ではフラップ。フルダウンでの機体抵抗が意外と大きく、進入で高度を落とし過ぎて空港施設にぶつけるところだった。何とかセーフだったものの接地の瞬間の姿勢も安定せず(多分失速すれすれだった)、もっとパワーで引っ張って速度を上げて進入すべきだったと反省。
青島から煙台への方向は、近くにある山東半島の高峰、泰薄頂(923m)が見えたのでそれを目安にした。滑走路の向きを調べずに発進してしまったので、一旦空港の上空をパスして進入しようと決め、途中のスピードを上げるために低空を飛行、高度維持装置があったのでそれを使った。しかし煙台に接近すると滑走路が丁度飛行の方向に伸びているのが見えたので、そのまま進入した。そのため、飛行時間は意外と短かった。
フライト後、動画編集をやってみて分かった事。今まで通りダウンスキャンコンバータとビデオキャプチャで取り込んだ方が良い。取り込み時の画像は良いがDVDに保存するにはサイズが大きく、特殊な圧縮法を用いているので他のソフトで編集するために一度非圧縮AVIファイルに変換したりAVIから保存用のMPEGに変換すると画像サイズが変わるので工夫が必要であるなど手間がかかり、そのわりに公開用のWMVファイルに仕上げた時に以前とほとんど変わらないからだ。
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39 |
08.10.28. |
Saab JA-37 Viggen
Data :Saab AJ-37 Viggen
全幅: (10.60 m)
全長: (16.30 m) プローブ含む
全高: (5.60 m)
翼面積: 主翼 (46.00 sq m) 前翼(胴体外分) (6.70 sq m)
主翼アスペクト比: 2.45
通常武装時離陸重量: (約16,000 kg)
エンジン: ボルボ RM8A (P&W JT8D-22改)
(11,790 kg A/B時) × 1
最大速度:
高空: M 2
高度 100m: M 1.1+
進入速度: 約 119 kt
上昇時間: (11,000 m)まで 約 2分
離陸滑走距離: (約 400 m)
着陸滑走距離: (約 450 m)
必要着陸滑走路長:
通常着陸: (1,000 m)
ノーフレア着陸: (500 m)
戦闘行動半径:
Lo-Lo-Lo: 270 nm +
Hi-Lo-Hi: 540 nm +
データ出所: 航空ジャーナル 5-'77
>実施データ
離陸速度 : 240 kt
最大高度: 28,160 ft (604 kt)
最大速度: 988 kt (高度 9,760 ft)
進入速度 : 220〜230 kt
接地速度 : 175 kt
飛行時間 : 24 分
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煙台 Laishan−仁川 Incheon <440 km>
滑走路
仁川 Incheon Intl. (RKSI)
高度: 7 m
方位: 15R/33L 長さ: 3,750 m 路面: アスファルト
方位: 15L/33R 長さ: 3,750 m 路面: アスファルト
画像
経路図
仁川市周辺
動画 (wmv)
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コクピット・ビューにパネル表示がないので、勘で飛ばなければならない。フライトマップを出せば方向はわかるが、そのたびにフライトが中断されるのはくやしい。何度もこのコースを飛んでみて、山東半島北岸のラインに沿って飛べばいいとわかり実行。記録を見ると、コースは合っていたが高度が上がったり下がったり。いたしかたないだろう。訓練飛行は何回もやって、ビゲンは他機のようにパワー一定でスポイラで沈下を調整するより、フラップとスポイラを出したままパワー・コントロールで調整したほうがやりやすいとわかっていたので、着陸はスムーズにいった。スポイラとスラストリバーサが連動で、空中でスラストリバーサが効いているのにパワーを上げると加速できる、というのはかなりアヤシイが…
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40 |
08.11.01. |
Douglas DC-6
エンジン: Pratt & Whitney R-2800-CA15
T-O :2,400 hp
6,500 ft :1,800 hp
16,200 ft :1,600 hp
× 4
データ出所: FS2004 Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 152 kt
最大高度: 7,800 ft
平均高度: 6,000 ft
最大速度: 298 kt
進入速度: 130 kt
接地速度: 103 kt
飛行時間: 30 分
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仁川 Incheon−平壌 Sunan <180 km>
滑走路
平壌 Sunan (ZKPY)
高度: 31 m
方位: 1/19 長さ: 4,090 m 路面: コンクリート
方位: 17/35 長さ: 3,510 m 路面: コンクリート
画像
経路図
仁川を離陸。
この辺はもう北朝鮮領内。
朝鮮半島も広大である。
平壌市街地をかすめて飛ぶ。
必要なメータが見易いコクピット・ビュー。
動画 (wmv)
1:3.67MB:離陸
4:3.80MB:進入・着陸
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空に国境は無い。庶民が自由に行き来できる世界になってほしい、そんな願いを込めてのフライトとなった。友好的な翼にしたかったので、個人的に想い出のあるクラシックな民間機を使うことにした
DC−6は、日本国内を飛んでいた。自分も幼い頃、母に連れられて乗った記憶がある。本当は実際に飛んでいたDC−6Bを使いたかったが、インストールした機体はエンジンスタートができず、やむを得ずDC−6を使用することにした。7、8回着陸訓練を行なったが、フルフラップでの抵抗が大きくパワー全開でも上昇することがむずかしい。フラップ半開で進入して、滑走路直前で(確実に降りれると決まった時点で)パワーを絞ると同時にフラップを全部下ろすとよいようだ。DC−6はもう少しスピードが出ると思ったが、時間的に30分ぎりぎりであることが分かった。でも、ここでDC−6をどうしても使いたかったので、オーバースピードの表示をちらちら出しながら急いだ。この機体は4,500ft、6,000ftあるいはもっと低空でも255ktでオーバースピードとなるようだ。今回のフライトの最大速度は298ktだった。
今回より機種によってはコクピットビューで簡易メータを出せることがわかり、利用することにした。速度と高度の、最も必要なメータが見易く表示されている。本当は機体とメータを同時に見ながら着陸させたいが、サブウィンドウではメータ・パネル等の表示はできないようなので、スポット撮影機とコクピットを細目に切り替えながら、高度維持と進入で多用した。なお、USBによるマルチディスプレイは、CPU3.6MHz(シングルコア)+4GBメモリでも表示が追いつかず、フルスクリーンにできないし表示もぎこちなくなる。グラフィックボードの2ch目を使うと、ドライバを更新したらフルスクリーンにはできないものの表示はスムーズになったので、今後考えることにする。動画キャプチャの画質は今のところ悪いが、そのファイルから取り出した静止画は加工すればけっこう見られる(公開中)。動画の加工もできるはずなので、これも今後考える。(mpgからwmvにすると同じかな)
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41 |
08.11.01. |
Mikoyan-Gurevitch MiG-29A Fulcrum
Data : Fulcrum-A
全幅: 37 ft 3.25 in (11.36 m)
全長: 56 ft 10 in (17.32 m)
全高: 15 ft 6.25 in (4.73 m)
主翼面積: 378.9 sq ft (35.20 sq m)
最大離陸重量: 39,700 lb (18,000 kg)
エンジン: Tumansky R-33D turbofan 11,240 lb (5,098 kg) st dry 18,300 lb (8,301 kg) st afterburning × 2
最大水平速度:
高空 : Mach 2.3 1,320 kt (2,440 km/h)
S/L : Mach 1.06 700 kt (1,300 km/h)
海面上昇率: 65,000 ft (19,800 m) /min
運用高度: 56,000 ft (17,000 m)
離陸距離: 790 ft (240 m)
着陸距離: 1,970 ft (600 m)
最大航続距離: 1,130 nm (2,100 km)
データ出所: Jane's All The World's Aircraft 1988-89
Data : MiG-29A
全幅: 37.27 ft (11.36 m)
全長: 56.83 ft (17.32 m)
全高: 15.52 ft (4.73 m)
主翼面積: 409.48 sq ft (38.04 sq m)
最大離陸重量: 36,845 lb (16,712 kg)
エンジン: Tumansky RD-33 turbofan 11,329 lb (5,139 kg) st at S/L 18,308 lb (8,304 kg) st afterburning × 2
最大水平速度 (clean):
S/L : Mach 1.06 700 KTAS
48,000 ft : Mach 2.35 1,376 KTAS
巡航速度: 226 KTAS
進入速度: 113〜166 KIAS
運用高度: 59,058 ft (18,000 m)
データ出所: FS2004 Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 150 kt
最大高度: 45,500 ft
運用高度: 30,000〜40,000 ft
最大速度: 764 kt at 34,000 ft A/B
運用速度: 600〜730 kt A/B
進入速度: 140〜160 kt
接地速度: 128 kt
飛行時間: 22 分
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平壌 Sunan−瀋陽 Taoxian <370 km>
滑走路
瀋陽 Taoxian (ZYTX)
方位: 6/24 長さ: 3,200 m
高度: 60 m 路面: コンクリート
画像
経路図
離陸後、バーナーをたきながらも緩上昇。
海上に出て上昇。
音速を超える。
国境の河口を旋回。
MiG−29のコクピット・ビュー
十和田湖を崩したような形の湖が瀋陽への目印。
着陸はスムーズにいった。
動画 (wmv)
2:2.59MB:音速を超えて一気に国境へ
5:3.22MB:着陸
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大切なお客様を乗せて飛び立ちたかったが、それはDC−6の帰りの便(そんなのあったっけ?)にお任せして、自分は高速軍用機を使うことにした。世界地図には230km先の丹東に空港があるのだがFS2004にはなく、370km先の瀋陽まで30分で飛ぶには1,100km/h以上が要求されるからだ。民間機でマッハ1以上出せる機体は限られてしまう。北朝鮮という事情も気になって、最新の米軍機は使い難い。旧式ならとF−102やF−5A、ソ連製ならとMiG−21も試したがいずれも着陸がむずかしく、訓練に時間がかかりそうだった。あまり長居する気にはなれず、最近導入したMiG−29がやりやすかったのでこれを使うことにした。2〜3回着陸の練習と1回の予備フライトでこれなら行けると、仁川−平壌−瀋陽を一気に飛ぶことにした。
沿岸の国境にある丹東から瀋陽までは、内陸の山越えフライトで目標が見えにくい。予備フライトでシミュレータのフライトマップと照らし合わせながら、丹東の河口からの方角34を確認。なおこのMiG−29はアフターバーナが使えるので、大いに利用することにした。着陸はフルフラップとスポイラ開のままパワーコントロールで引っ張ると進入しやすく、進入速度は140ktでOKとわかった。
しかし、外出の予定があったせいで焦りが出たのか、本番で着陸大失敗。速度チェックのために慣れないコクピットビューで降下し続けたため、高度を落とし過ぎて慌ててパワー全開にしたら今度は高過ぎ、速過ぎ。外出が気になってやり直しせずに無理に降ろそうとして滑走路に叩きつけてしまった。もう一度離陸からやり直したがやはりドン着で、ビール2本つけてしまった。着陸容易と甘く見た結果だ。
外出から帰って気を取り直し、着陸訓練を2回やって最初からやり直し。今度は進入距離を倍取って、簡易メータで速度を細目にチェックしながら余裕で着陸。いつも滑走路直前でフラフラするのだが、今回はこれまでで一番安定した着陸となった。ビール2本はムダ使いだったなあ…。
なお、離陸直後はアフターバーナを切って静かにフライト。高度を上げ海上に出てからアフターバーナに再点火して加速。音速を超えるとドンと音がした。あとはそのまま3〜4万ftの高空をアフターバーナ焚きっ放しですっ飛ばした。
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42 |
08.11.13. |
Boeing 727-200
全幅: 108 ft 0 in (32.92 m)
全長: 153 ft 2 in (46.69 m)
全高: 34 ft 0 in (10.36 m)
主翼アスペクト比: 7.2
主翼面積: 1,700 sq ft (157.9 sq m)
主翼翼型: Special Boeing
エンジン: Pratt & Whitney JT8D-9/11/15/17 14,500〜16,000 lb (6,577〜7,257 kg) st × 3
<条件: brake release weight of 184,800 lb (83,820 kg)>
最大離陸重量: 184,800 lb (83,820 kg)
最大着陸重量: 154,500 lb (70,080 kg)
超過禁止速度: Mach 0.95
最大水平速度 at 21,600 ft (6,585 m): 549 kt (1,017 km/h)
最大巡航速度 at 22,000 ft (6,705 m): 514 kt (953 km/h)
経済巡航速度 at 30,000 ft (9,145 m): 495 kt (917 km/h)
失速速度:
Sea Level & flap up: 171 kt (317 km/h)
Sea Level & flap down at 160,000 lb (72,575 kg): 106 kt (197 km/h)
海面上昇率: 2,500 ft (762 m) /min
運用高度: 33,000 ft (10,060 m)
離陸滑走距離: 8,250 ft (2,515 m)
離陸距離(35ft=10.7mまで): 9,340 ft (2,847 m)
着陸距離(50ft=15mから) at 160,000 lb (72,575 kg): 4,690 ft (1,430 m)
着陸滑走距離 at 160,000 lb (72,575 kg): 2,800 ft (853 m)
航続距離: 1,450 nm (2,685 km)
データ出所: Jane's All The World's Aircraft 1975-76
>実施データ
離陸速度: 190 kt
巡航高度: 20,000〜25,000 ft
巡航速度: 300〜430 kt
進入速度: 160〜170 kt
接地速度: 130 kt
飛行時間: 29 分
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瀋陽 Taoxian−長春 Dafangshen <280 km>
滑走路
長春 Dafangshen(ZYCC)
方位: 6/24 長さ: 2,600 m
高度: 231 m 路面:コンクリート
画像
経路図
第三目標の湖で左旋回しながら高度を徐々に落とす
第四目標の湖で右旋回して進入
動画 (wmv)
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大陸のシム・フライトは、山を目標にはできない。実物と違って立体感がないため、高空からだと地表の凹凸は全くわからない。高い山でも、上から見下ろすと遠い山はほとんど判別不能である。幸いなことに長春へのコースに沿って湖が点々とあるので、これを目標にコース取りをすることにした。小さい湖は世界地図などには載っておらず、何度かコースを飛んでみて覚えた。1つ目の湖ははるか左を通り、2つ目の湖を目指す。3つ目の湖で左へ旋回して降下を始め、4つ目の湖の外側を大きく右へ旋回すれば丁度滑走路への進入コースに入れる。練習通りのフライトができた。なるほど、洋上フライトは島を目安に、大陸フライトは逆に水溜りを目安にすれば良いわけだ。ナットク。
機体はボーイング727を使った。727は−100が好きなのだが入手できてないので−200になった。707やDC−8も使いたいが、一世代前の機体は離陸滑走距離が長く、3000m以上ないと離陸は難しい。練習では離着陸で何度か尾部をぶつけてしまった。機首を上げ過ぎないよう、注意が必要。大体2万数千フィートまで上がると飛行機雲が出るので、その高さを目安に飛行した。
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08.11.18. |
Gloster Meteor T7
最大重量: 18,800 lb (8,527 kg)
エンジン: 3,500 lb (1,588 kg) × 2
最大速度 at S/L: (941 km/h)
上昇率: 7,600 ft (2,316 m) /min at (443 km/h)
データ出所: FS2004 Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 140 kt
巡航高度: 15,000〜20,000 ft
巡航速度: 250〜400 kt
最大高度: 22,900 ft
最大速度: 447 kt
進入速度: 130〜140 kt
接地速度: 110 kt
飛行時間: 22 分
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長春 Dafangshen−哈爾浜(ハルビン)Taiping <230 km>
滑走路
哈爾浜(ハルビン)Taiping(ZYHB)
方位: 5/23 長さ: 3,200 m
高度: 139 m 路面: コンクリート
画像
経路図
月とミーティア
第1チェックポイント(CP1)の徳恵市街
第2チェックポイント(CP2)の小湖
動画 (wmv)
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離陸後緩やかに左へ旋回、あとは一直線にハルビンへ向かった。今回から、コースの目標(チェック・ポイント=CP)をしっかり取ることにした。フライトマップを開くとフライトが中断されてしまうので、有視界飛行を基本としているからだ。徳恵市街の左側がCP1、一つ目の大河を渡って二つ目の大河の手前の小湖がCP2。長春からCP1・CP2と一直線に飛んで来ると、右旋回で進入コースに真直ぐ入れる仕組み。
ミーティアは、軍用小型機としては操縦はし易い。最新の軍用機は着陸速度も速いから、それと比較すれば当たり前かもしれない。
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08.11.18. |
McDonnell F-101B VooDoo
全幅: 39 ft 8 in (12.09 m)
全長: 71 ft 1 in (21.67 m)
全高: 18 ft 0 in (5.49 m)
主翼アスペクト比: 4.3
主翼面積: 368.0 sq ft (34.19 sq m)
最大離陸重量: 51,950 lb (23,565 kg)
主翼翼型: (root)NACA 65A007改 / (tip)NACA 65A006改
エンジン: Pratt & Whitney J57-P-55 10,700 lb (4,854 kg) st dry 16,900 lb (7,666 kg) st afterburning × 2
データ出所: 航空ジャーナル マクダネル戦闘機
全幅: (12.09 m)
全長: (20.54 m)
翼面積: (34.2 sq m)
最大重量: (22,200 kg)
エンジン: Pratt & Whitney J57-P-55 (5,440 kg) / (6,755 kg A/B) × 2
最大速度 (12,200 m) : M 1.85
海面上昇率: (5,180 m) /min
実用上昇限: (15,600 m)
最大航続距離: 1,350 nm (2,500 km)
データ出所: 酣燈社 空軍
>実施データ
離陸速度: 230 kt
巡航高度: 10,000〜16,000 ft
最大高度: 22,100 ft
最大速度: 814 kt
進入速度: 180〜190 kt
接地速度: 135 kt
飛行時間: 29 分
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哈爾浜(ハルビン)Taiping −ブラゴヴェシチェンスク Ignatyevo <510 km>
滑走路
ブラゴヴェシチェンスク Ignatyevo(UHBB)
方位: 18/36 長さ: 2,840 m
高度: 195 m 路面: コンクリート
画像
経路図
北に正確に進路を取る
ひたすら北を目指して
CP2、3つの市街地とその向こうの小湖
CP2の小湖をまわる
CP3の湖からCP4の白い湿地帯(?)へ
白い湿地帯(?)はアムール川流域に広がる畑地だった
広大な畑地
ブラゴヴェシチェンスクの市街地に到達
動画 (wmv)
5:3.67MB:アムール川に沿って降下
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距離があるので、速度が1,500km/h以上出る機体としてF−101を選択。ところがこのF−101は舵が効きすぎて着陸が難しく、3舵の感度を半分にした。ソフトウェアによって異なるだろうが、FS2004では「感度を落とす」とはスティックを操作してから効き始めるまでの応答が鈍くなるだけで、舵の可動範囲が小さくなるわけではない。あるジョイスティック・メーカーの専用ソフトでは、「応答時間」ではなく「可動範囲」の設定になっていた。本当はこちらの設定をしたかったのだが止むを得ない。何度か着陸訓練で慣らす。結局暴れながらも何とか降ろすことには成功した。
わかりやすいコースを取るため、離陸後右へ旋回してハルビン市街(CP1)へ向かい、そこから左へ旋回して方角360(真北)へ進路を取る。あとは一直線に飛んでCP2の小湖を右へ旋回し、CP3(3つの小湖)を真直ぐ飛ぶと白っぽい地が見えてくるのでその左端(CP4)を狙って飛ぶ。白っぽい地は最初湿地帯かと思ったが、近寄ってみるとアムール川沿いに広がる広大な畑地だった。さすが大陸、その広さに感心。川の上流へ向かうと支流の分岐点にブラゴヴェシチェンスクの市街地が広がり、その左側に空港がある。距離があると滑走路が見えないので、何度か進入・着陸訓練をして、手前の何処をパスして何処を狙って降下すると滑走路に真直ぐ入れるかを把握しておく。今回は、旋回のポイントと川岸の出っ張りが目安。ほぼ真直ぐ進入。
今回で中国北上のセクションを終了。次回からはいよいよシベリアの飛行に入る。現実は、この時期にシベリアを飛ぶなどは自殺行為だろう。でもそこは仮想空間だからこそ出来る事。…というので、さっそく次のフライトの機種選定と訓練に入った。しかし、今までと決定的に違う事がある。マッハ2で飛んでも、30分で届く所に空港がないのである。当然、草地や雪原の離着陸になる。現在導入済みの機体は207機種に及ぶが、スキーを付けた機体はまだ無い。探そう。草地用にはやはりソ連製の機体がいいだろう、というのでアントノフAn−74を飛ばしてみた。使える機種に限りがあるだろうから、同じ機体を続けて使う覚悟である。とりあえず次に滑走路のあるチュリマンまで、30分区切りで何回で飛べるかやってみた。ゼヤまで60分かかったので中間のシマノフスク、ゼヤ、スタノヴォイ山脈の入り口で草地に降りることにした。草地と言っても、森林がほとんどなのでどこでも降りれるわけではない。実際飛ばしてみないと、降りれる場所があるかどうか分からないことが分かった。シベリアへのスタートは、もう少し準備が必要だろう。
そしてもう一つ、以前から疑問に思っていた「飛行速度」の問題。ジェット機のくせに高空でスピードが出ないのは何故か。高空で音速が小さくなるのはわかる。相対的にマッハ数は上がるだろう。しかしノット数がまるで落ちてしまうのは何故か。…解決した。分厚い航空工学便覧を持ち出した。古い便覧には、高度によって計器に誤差が出るが、誤差は純粋に高度の関数なので高度係数表を使って修正するのだとある。なるほど、誤差が発生する事は納得できる。でも「誤差」と言われれば、普通は1.1倍とかそんなところじゃない?。どの程度だろうと、ちゃんと計算して「修正」表を作ってみた。何と何と、「誤差」なんてもんじゃない。2倍3倍なんですよ。なるほど、4万5万ftでいくら頑張ってもマッハ2クラスが1,000km/hしか出ないわけだ。ちなみに真速度は4万ftで計器表示の2倍、5万ftで2.5倍、6万ftで3.2倍。音速はS/L (Sea Level:海面高度=0m) で340m/s=661kt、当然計器でも同じ速度だが、4万ft=1万2千mの高度では真速度で295m/s=574kt、これが乗ってるヒコーキの計器では285ktと表示される。10万ft=3万mでは音速は587ktだが、計器に聞くと69ktなんだって。皆さん、騙されないように。
ここしばらく高速機を飛ばして高高度での最大速度を調べていたのだが、真速度で見れば確かにジェット機は高空の方が効率が良い。またオーバースピードの警告も正しい事が分かった。高度によって運用速度限界があるのは知っていたし、警告の出る速度を真速度に直せば運用速度限界として納得できるからだ。これからはオーバースピードは無視しないようにしよう。なお、作った「倍率表」(「修正」表じゃない!!)は、フライトシミュレータ運用に必要なものなので、後日当サイトで公開する。 →公開中:速度の高度補正表
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