フライトシミュレータ・世界一周旅行 Index |
page.08-0005 内容更新日:2020.07.06. レイアウト更新日:2024.10.08. フライトシミュレータ・空の旅 Indexへ戻る |
するべき事は山ほどある。「こんな事をやっている場合ではない!!!」。そうは言っても人間夢はあるし、その夢がかなわぬとなれば何かで代用しなければならなくなるし…
というわけで、自分で設計製作した飛行機で世界を回りたいという夢をフライト・シミュレータにぶつけるこの頃であるが、ただのゲーム三昧では貴重な時間の無駄遣いだと、ある計画を思いついた。そう、コンピュータ上でもいい、「世界一周旅行」に出ようではないか。壊れたラジコン・グライダーを直す暇もないのなら、「代用」でもいいじゃないか。まずは出発しようと。
旅行を計画するにあたって、以下のようなルールを決めておく事にした。
1. | 国境や世界情勢、他機の存在の排除 | 現実世界と違ってコンピュータの中は何をしようと自由である。裏を返せば身勝手になる危険性がありコンピュータを扱う者として自粛しなければならない事なのであるが、そこを逆手に取って、国境がなくなり自由に空を飛べる時代が来て欲しいという願いを込める事にする。 |
2. | 1回の飛行時間 | 30分程度とする。長くするとコンピュータ任せにして席を立ち、操縦をおろそかにする。それでは世界を回ったとは言えないだろう。何日かかっても、毎日少しずつ地道に飛行しよう。 |
3. | 立ち寄る空港の調査 | 行き当たりばったりでは、飛行機を駆使しての旅行は成り立たない。機種を変えながら旅をする関係上、その機種で離着陸可能かどうかを調査した上で飛行に臨む。本来ならばその空港でメンテナンスが可能かどうかも知っていなければならないのであるが、残念ながらフライト・シミュレータ・ソフトにはそのような情報は組み込まれていないのでこの件に関しての調査は行なわない。 |
4. | 機種選定 | 1回の飛行時間が30分となると、大きな空港にたどり着けるとは限らない。小さな滑空場のような所に離着陸するにはウルトラライトや複葉機が必要だろうし、過疎地域のフライトで30分となるとマッハの出せる軍用機が必要になるだろう。その都度必要に応じて機種を選定することにする。なるべく沢山の機種を使いたい。 |
5. | 飛行環境 | 景色を楽しみたいので天候は雲一つない快晴、視界もソフトで設定できる最大、時刻は日中とする。また、飛行機は飛ぶ姿が一番美しいと思っているので、コクピットからの眺めではなく機体と景色を同時に眺める形を主とする。 |
6. | フライトの記録公開 | 日記?を兼ねて、記録をネット上に公開する。動画で記録を取るが全てを公開すると膨大なサイズになってしまうので、動画は離着陸と途中の主な景色に留め、飛行経路を証明する画像を添付する。但し、私の所はブロードバンドも光通信も来ていないので動画のアップロードは不可能に近く、しかるべき所で数日分まとめてアップすることになる。 |
7. | 使用するソフトウェア | Microsoft FlightSimulator 2004 を主に使用する。現在FS98、CFS、CFS2、CFS3、Il-2も使用可能であるが、解像度と飛行経路を証明する画像を取る事を考えると、達成できるのはFS2004のみである。 |
8. | ペナルティ | 離着陸に失敗した場合、ペナルティとしてビールを1本買って飲む事。銘柄は、去年亡くなった親友への想いを込めて、彼が愛飲していた「極旨」とする。 |
本当は、フライト・シミュレータ上でも自作の機体を使いたいのです。独自の機体案も持ってるし、コンピュータ上で飛行させるくらいの機体を設計する能力は、自分にはあると思っているので。でも、紙上で設計した機体をコンピュータに乗せ変える手法が分からんのです。いろいろ調べてはいるのですが、時間的制約もあって実現していません。誰か教えて!。それができるようになったら、勿論その機体で飛行します。
なお出発地は思い出のある北海道の最北端・利尻島とし、縁のある日本各地を経由して南端から大陸を北上、アリューシャンから北南米大陸西側を南下して東側を北上、ヨーロッパに入って西側を南下してアフリカを回り…、その後は未定。ロシアの広大な地も飛んでみたいので、夏のうちにシベリアに入っておくかも。また、動画はTVコンバータでビデオ信号に変えてビデオキャプチャで2台目のコンピュータで取り込む方法を取っているが、TVコンバータの出力画像が荒く、取り込んだ映像が細かい文字が判別できないほどぼやけてしまっている。勘弁していただきたい。
また、シミュレーション中に記載されているデータでは今回の企画に必要な数値(巡航速度や巡航高度、離着陸滑走路長など)がほとんど得られないことから、他のフライトシミュレーション・マニアのためにも私が調べて得られたデータを提供することにした。
なお、コクピットの速度計を「真対気速度」ではなく「指示対気速度」とした場合、高度によって真速度が大きく異なる。ハイテク機以外は皆、計器は「指示対気速度」であるので、真速度への変換が必須となる。そのための変換表(グラフ)を準備した。
速度の高度補正表