No. |
日付 |
使用機体 |
発着地/画像・動画 (wmv) |
日記メモ |
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84 |
09.06.06. FSX |
Lavochkin Lagg-3
最大重量: 7,275 lb [3,300 kg]
エンジン: 1,150 hp × 1
7.5G旋回速度速度: 255 mph [222 kt, 410 km/h]
最大速度:
325 mph [282 kt, 523 km/h] at S/L
365 mph [317 kt, 587 km/h] at 16,404 ft [5,000 m]
上昇率:
3,475 ft [1,059 m] /min at 131 mph [114 kt, 211 km/h]
データ出所: FSX Add Aircraft
※ 今回より資料にあるデータをそのまま示し、
運用に必要な単位に変換した値を [ ] 内に示す。
>実施データ
離陸速度: 120 kt
巡航高度: 10,000~17,000 ft
巡航速度: 200~215 kt
最大高度: 17,180 ft
最大速度: 223 kt at 15,180 ft (降下)
進入速度: 90~110 kt
接地速度: 80 kt
飛行時間: 20 分
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出発地滑走路
Eareckson AS (PASY)
出発位置
緯度: N52°42.89′ 経度: W174°05.47′
高度: * m 路面: アスファルト
離陸方角: (出発)105
到着地
緯度: N52°20.22′ 経度: E175°53.99′
高度: 2 m 路面: 草地
着陸方角: (停止)163
画像
経路図
アッツ島を背に。
ロールを打って急降下(1)。
ロールを打って急降下(2)。
崖下を通って進入。
上と同じ場所。FS2004の場合。
動画 (wmv)
1:3.30MB:離陸・上昇
4:3.12MB:進入・着陸・周辺景色
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アラスカに入ったので、シーナリー解像度のいい Flight Simulator X を今回から使用する。Windows Vista + FSX でマシンは 3.6GHz メモリーは 4GB なのだが、動きが今一ぎこちないような気がする。表示設定のターゲットフレームの20が原因かもしれない。また、「遊び」に対する考え方が FS2004 や FSX では現実とは異なることに気が付いた(下図参照)。今まで大パワーのレシプロ機の離陸が機首を振られてなかなか上手くいかなかったのは、遊びの範囲を比較的大きく取っていたので特にラダーの効きのギャップが大きく、細かい舵を使ってもガツンガツンと効いてしまって姿勢を安定させることが難しかったのだ。従って今回より、遊びを最小にした。(0ではない。0にするとジョイスティックのセンターの機械的ズレがプレーに影響するということで、メーカーは0にしないことを推奨している。)一般にイタリア機は垂直尾翼が小さいので離陸で機首を振られる傾向が強く、この設定修正で今後やり易くなるだろうと思う。
なお、今後のフライトの機首選定のために、飛行距離と要求される飛行速度の関係表を作った。
距離 要求される飛行速度
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50 km : 150- 200 km/h : 80-110 kt
100 km : 300- 350 km/h : 160-190 kt
150 km : 450- 500 km/h : 240-270 kt
200 km : 600- 650 km/h : 320-350 kt
250 km : 750- 800 km/h : 400-430 kt
300 km : 900- 950 km/h : 480-520 kt
350 km : 1050-1100 km/h : 570-600 kt
400 km : 1200-1250 km/h : 650-680 kt
450 km : 1350-1400 km/h : 730-760 kt
500 km : 1500-1550 km/h : 810-840 kt
現在FSXにインストールされている機体は、デフォルトを含めて51機種。もちろん増やしてはいくが、今ある機体で今後の使用機体の予定も組んでみた。零戦が初めて米軍の手に落ちたのはここを日本軍が攻撃した時だったというウラナスカ島(ダッチハーバー)まで、第2次大戦の戦闘機を使う。
Flight No. : 到着予定地 : 距離 (km) : 使用予定機 : 速度 (km/h-高度ft)
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84 : >> (?)島 : 150 : Lavochkin Lagg-3 : max 587 - 16,404
85 : >> キスカ島 : 150 : Morane-Saulnier MS.406 : max 525 - 14,765
86 : → アムチトカ島 : 120 : Brewster F2A-3 Buffalo : max 507 - 16,500
※ ブレーキをかけ続けると簡単に前へひっくり返る
87 : → タナガ島 : 200 : Commonwealth CA-15 Mk.II : max 721 - 26,400
88 : → アダック島(PADK) : 100 : Fiat CR-42 : cruise 380
89 : → アトカ島(PAAK) : 150 : Republic P-47D Thunderbolt : max 697 - 3,000
90 : >> アムリア島 : 50 : Fokker Dr.1 Triplane : max 193
91 : → (?)島 : 150 : Supermarine Seafire Mk.47 : max 727
92 : → ウムナック島(IKO) : 150 : Westland Wyvern S4 : max 617
93 : >> ウナラスカ島(AK23) : 180 : Lavochkin Lagg-11 : max 690 - 19,030
94 : >> ウナラスカ島(PADU) : 20 : Waterman W-1 ArrowBile(ULP) : maneuver 113
95 : → (?)島(KQA) : 30 : AirCreation Trike(ULP) : cruise 120
96 : → ユーニマク島(PACS) : 50 : 未定 :
97 : >> コールドベイ(PACD) : 150 : Heinkel He112 : max 510
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>> : 途中に立ち寄る島がないことを示す
ちなみに、Lockheed Martin X-35 がマッハ4.7というのは大嘘で、実際はマッハ1.5程度であることがわかった。まあ、地球一周してきて太平洋の孤島に足を伸ばす時にでも、架空機として使うことにしよう。
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85 |
09.06.14. FSX |
Morane-Saulnier MS.406
全幅: 34 ft 10 in [10.62 m]
全長: 27 ft 6 in [8.38 m]
自重: 4,643 lb [2,106 kg]
エンジン: Klimov(ソ連) M-105P 1,100 hp × 1
最大速度: 326 mph [283 kt, 525 km/h] at 14,765 ft [4,500 m]
運用高度: 30,850 ft [9,403 m]
航続距離: 466 miles [405 nm, 750 km]
データ出所: FSX Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 110 kt
巡航高度: 8,000~13,200 ft
巡航速度: 200 kt
最大高度: 13,240 ft
最大速度: 281 kt at 6,940 ft (降下)
進入速度: 90~110 kt
接地速度: 80 kt
飛行時間: 24 分
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出発地
緯度: N52°20.22′ 経度: E175°53.99′
高度: 2 m 路面: 草地
離陸方角: (出発)130
到着地
緯度: N52°03.90′ 経度: E177°33.57′
高度: 9 m 路面: 草地
着陸方角: (停止)063
画像
経路図
離陸した島を振り返る。
キスカ島を見る。
キスカ島縦断(1)。
キスカ島縦断(2)。
着陸地点は、あの山の麓だ。
動画 (wmv)
3:3.58MB:降下
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機体はフランスの戦闘機。性能如何にかかわらず、フランスを代表する機体である。フランスに敬意を払って使いたかったが、占領当時のドイツ・マークの機体しか手に入らず残念。操縦感覚は、どうもヨーロッパ機は垂直尾翼が小さめで離陸で機首が振られてやりづらい。飛び上がってしまえば気にならないが、やはり日本機の方が操縦し易いのは自分も日本人のせいか。当時の戦闘機の垂直尾翼の大きさをみると、日本とアメリカの機体は主翼面積に対して比較的に大きく、ヨーロッパの機体は小さい。但しアメリカ機はエンジンのパワーが大きいので、離陸時の機首の振られは大きい。それを考えると、日本の機体は世界の中でも垂直尾翼が大きいという事になる。日本は世界の潮流について行けず格闘戦重視だった事も影響はあろうが(主翼面積を大きくしたために方向安定の確保で垂直尾翼を大きくする必要があった)、その国の国民性に合った操縦感覚が求められた事も否定できないだろう。今の日本には「日本人的感覚」が突出したモノはないような気もするが、当時の飛行機は世界のどこの国とも違う「日本人的な」モノだったのではないだろうか。
フライトでは、時間に余裕があったのでキスカ島を縦断してみた。しかしフライト・シミュレータでは、どうにも人の気配は感じられない。スペースシャトルに乗った誰だかさんは地球を見て「地球は生きていると感じた」と言ったが、仮想空間にはそういうものはないようだ。
次のフライトについて。使用機のバッファローは、離陸でブレーキをかけたままエンジンパワーを上げたり着陸で少し強めにブレーキをかけると簡単に前のめりにひっくり返るので、本番前によく訓練しておく事。また、そろそろシーナリーの境界をまたぐので、フライトビデオを利用する事。
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86 |
09.06.27. FSX |
Brewster F2A-3 Buffalo
全幅: 35 ft [10.67 m]
全長: 26 ft 4 in [8.03 m]
重量: 4,732 lb [2,146 kg]
最大離陸重量: 7,159 lb [3,247 kg]
エンジン: Wright Cyclone R-1820-40 1,200 hp × 1
最大速度: 321 mph [279 kt, 517 km/h]
航続距離: 965 miles [839 nm, 1,553 km]
運用高度: 33,200 ft [10,119 m]
データ出所: FSX Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 120 kt
巡航高度: 10,500~18,600 ft
巡航速度: 185 kt
最大高度: 18,620 ft
最大速度: 265 kt at 8,900 ft (降下)
進入速度: 140~180 kt
接地速度: 80 kt
飛行時間: 24 分
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出発地
キスカ島
緯度: N52°03.90′ 経度: E177°33.57′
高度: 9 m 路面: 草地
離陸方角: (出発)063
到着地
アムチトカ島
緯度: N51°23.00′ 経度: E179°26.61′
高度: 2 m 路面: 草地
着陸方角: (停止)129
画像
経路図
ヨタヨタと離陸。
アムチトカ島
動画 (wmv)
2:2.15MB:巡航
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アムチトカ島。核実験のおかげで”アトム・チカ”島と揶揄された。放射能が気になるので、即立ち去ることにする。
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87 |
09.06.27. FSX |
Commonwealth CA-15 Mk.II(オーストラリア)
全長: 36 ft 2.5 in [11.04 m]
全高: 14 ft 2.75 in [4.34 m]
主翼面積: 219.4 sq ft [20.38 sq m]
重量: 10,764 lb [4,882 kg]
エンジン: Rolls-Royce Griffon 61 × 1
最大速度: 368 mph [320 kt, 592 km/h] at S/L
448 mph [389 kt, 721 km/h] at 26,400 ft [8,047 m]
7.5 G 旋回速度: 273 mph [237 kt, 439 km/h]
上昇率: 4,990 ft [1,521 m] / min
at 160 mph [139 kt, 257 km/h]
データ出所: FSX Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 110 kt
巡航高度: 7,500~14,000 ft
巡航速度: 200~320 kt
最大高度: 14,090 ft
最大速度: 354 kt at 7,640 ft (降下)
進入速度: 100~140 kt
接地速度: 100 kt
飛行時間: 23 分
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出発地
アムチトカ島
緯度: N51°23.00′ 経度: E179°26.61′
高度: 2 m 路面: 草地
離陸方角: (出発)129
到着地
タナガ島
緯度: N51°42.29′ 経度: W178°04.72′
高度: 5 m 路面: 草地
着陸方角: (停止)092
画像
経路図
二度めの離陸も危うく海ポチャ。
さすがのスピード、アムチトカ島があっという間に後方へ。
タナガ島。
動画 (wmv)
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離陸に失敗。海に突っ込んでビール1本。大パワー機は、離陸でいきなりフルパワーにしてはいけないのだろうか。なお、FSXはFS2004と違って、シーナリーの境界で画面もフライト記録も途切れないようだ。
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88 |
09.06.28. FSX |
Fiat CR-42
全幅: 31 ft (9.7 m)
全長: 27 ft (7.62 m)
全高: 17 ft (5.18 m)
自重: 3,792 lb (1,720 kg)
エンジン: Fiat A74 R1C38 × 1
巡航速度: 236 mph (380 km/h) [205 kt]
最大航続距離: 481 nm (775 km)
運用高度: 32,000 ft (10,500 m)
データ出所: FSX Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 115 kt
巡航高度: 8,000~9,150 ft
巡航速度: 145 kt
最大高度: 9,150 ft
最大速度: 201 kt at 4,410 ft (降下)
進入速度: 130~150 kt
接地速度: 80 kt
飛行時間: 22 分
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出発地
タナガ島
緯度: N51°42.29′ 経度: W178°04.72′
高度: 4 m 路面: 草地
離陸方角: (出発)092
到着地
アダック島 Adak (PADK)
滑走路
緯度: N51°52.65′ 経度: W176°38.76′
高度: 5 m
方角: 18/36 滑走路長: 2,315 m 路面: アスファルト
方角: 05/23 滑走路長: 2,370 m 路面: アスファルト
停止位置
緯度: N51°53.01′ 経度: W176°38.56′
高度: 7 m 路面: アスファルト
着陸方角: (停止)053
画像
経路図
隣の?島。
湾内ローパス。
動画 (wmv)
3:3.78MB:降下・ローパス
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本日のお遊びは、空港進入前の湾内低空飛行。
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89 |
09.07.07. FSX |
Republic P-47D-22-RA Thunderbolt (レザーバック)
自重: 9,950 lb (4,513 kg)
重量: 17,500 lb (7,938 kg)
エンジン: R-2800-59W 2,535 hp × 1
最大速度: 355 mph [308 kt, 571 km/h] at S/L
433 mph [376 kt, 697 km/h] at 30,000 ft [9,144 m]
8.0 G 旋回速度: 286 mph [249 kt, 460 km/h]
上昇率: 2,780 ft [847 m] / min
at 162 mph [141 kt, 261 km/h]
データ出所: FSX Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 125 kt
巡航高度: 12,000~21,000 ft
巡航速度: 210~230 kt
最大高度: 21,700 ft
最大速度: 327 kt at 14,040 ft (降下)
進入速度: 90~120 kt
接地速度: 75 kt
飛行時間: 26 分
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出発地
アダック島 Adak (PADK)
出発位置
緯度: N51°52.71′ 経度: W176°39.42′
高度: 8 m 路面: アスファルト
離陸方角: (出発)054
到着地
アトカ島 Atka (PAAK)
滑走路
緯度: N52°13.22′ 経度: W174°12.38′
高度: 17 m
方角: 15/33 滑走路長: 1,000 m 路面: アスファルト
停止位置
緯度: N52°13.17′ 経度: W174°12.36′
高度: 19 m 路面: アスファルト
着陸方角: (停止)160
画像
経路図
アダック島近くの小島。
アダック島を振り返る。
めいいっぱい滑らせてはいるのだが…。
動画 (wmv)
1:4.15MB:離陸・上昇
2:3.43MB:巡航
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大パワー機の離陸の難しさ。ラダーをわずかに切って一定、というのができない。この難しさは、あくまでもコンピュータ・ゲームという性質上の問題か?。フライト中も、水平を取るのが難しい。わずかなエルロン操作も、デジタルで大きく出てしまう。ラダーで横滑りをさせ、上反角効果で直す。
降下中、思いっ切りサイドスリップさせてみた。スピードが出ていたのでラダーの効きが甘く、思い切りとはいかなかった。
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90 |
09.08.10. FSX |
Fokker Dr.1 Triplane
最大速度: 120 mph [104 kt, 193 km/h]
運用高度: 20,000 ft [6,096 m]
標準上昇率: 800 ft [244 m] / min
データ出所: FSX Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 60 kt
巡航高度: 1,700~3,030 ft
巡航速度: 125~145 kt
最大高度: 3,030 ft
最大速度: 146 kt at 2,880 ft (巡航)
進入速度: 85~100 kt
接地速度: 35 kt
飛行時間: 18 分
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出発地
アトカ島 Atka (PAAK)
出発位置
緯度: N52°13.49′ 経度: W174°12.47′
高度: 19 m 路面: アスファルト
離陸方角: 160
到着地
アムリア島
緯度: N52°06.42′ 経度: W173°15.45′
高度: 2 m 路面: 草地
着陸方角: (停止)094
画像
経路図
アムリア島
動画 (wmv)
2:2.73MB:巡航
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久しぶりのフライトとなった。お盆を控えて用事がたて込んでいたせいもあるが、機体の操作が難しく慣熟訓練に時間がかかってしまった。トルクの影響が大き過ぎて、何度やっても離陸がうまく行かないのである。ラダーを一杯に踏むから、姿勢全体が不安定になってしまう。開始時のトリム設定もめちゃくちゃで、そのままではまともに離陸はできない。やむを得ずリアリティ設定でトルク、ジャイロ、Pファクタ等を1/3に抑えて一旦離陸させ、空中でトリムを調整してから再度滑走路からスタートした。ラダーを踏むとそちらへ機体が傾くので,エルロンを逆に切って機体を水平にし、横滑り状態で離陸させなければならないのは真実だろう。主翼に上反角はついていなくても、複葉三葉機は上反角効果が相当強いようだ。
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91 |
09.08.14. FSX |
Supermarine Spitfire Mk.47
全幅: 36 ft 11 in [11.25 m]
全長: 34 ft 4 in [10.46 m]
エンジン: Rolls-Royce Griffon 87 2,375 hp × 1
最大速度: 452 mph [393 kt, 727 km/h]
航続距離: 1,000 miles [869 nm, 1,609 km]
データ出所: FSX Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 95 kt
巡航高度: 19,400~24,500 ft
巡航速度: 250~265 kt
最大高度: 24,510 ft
最大速度: 266 kt at 24,480 ft (巡航)
進入速度: 115~135 kt
接地速度: 95 kt
飛行時間: 24 分
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出発地
アムリア島
緯度: N52°06.58′ 経度: W173°16.19′
高度: 1 m 路面: 草地
離陸方角: 100
到着地
?島
緯度: N52°35.43′ 経度: W170°39.19′
高度: 2 m 路面: 草地
着陸方角: (停止)071
画像
経路図
安定した離陸の後、目標へ向かって旋回。
後方の細長い島がアムリア島。
離陸後目標にした島。名は知らない。
更に隣の小島。降りられそうだったが、先を目指す。
山の脇を旋回して高度を下げる。
海面近くまで降りてしまった。パワーを上げて踏ん張る。
動画 (wmv)
2:3.04MB:巡航
3:1.75MB:降下(1)
4:2.45MB:降下(2)
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巷ではお盆休み。自分もたまにお休み気分でのんびりしようかと、久々の晴れ間に布団を干したりしながらフライト。ん~、二重反転ペラはいいですねぇ。離陸でほとんど機首を振られません。ラクに離陸できます。スピットファイアと言えば日本で言う零戦みたいなものでイギリスの大戦機の代表格なのですが… 先日バトル・オブ・ブリテンの映画を見ていて、イギリス人にとってのスピットファイアは日本人の零戦に対する感情とは違うのではないかという気がしてきました。零戦の場合は”日本人にもこれだけのモノが作れるんだぞ”という感覚があると思うんだけど、スピットファイアの場合は”ナチスの侵略を耐え抜いた象徴”なのではないだろうか。今、世界中で当時の米英の機体が日独伊の機体より数多く飛んでいるというのは、単に戦勝国だからではないのではないかという気がする。
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92 |
09.08.15. FSX |
Hawker Tempest Mk.VI
全幅: 41 ft [12.50 m]
全長: 34 ft 2 in [10.41 m]
重量: 11,800 lb (5,352 kg)
エンジン: 2,500 hp × 1
最大速度: 466 mph [405 kt, 750 km/h] at 24,500 ft [7,468 m]
上昇時間: 15,000 ft (4,572 m) まで 4'15"
運用高度: 39,000 ft [11,887 m]
航続距離: 600 miles [521 nm, 966 km]
データ出所: FSX Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 130 kt
巡航高度: 10,000~14,400 ft
巡航速度: 250~270 kt
最大高度: 14,460 ft
最大速度: 363 kt at 887 ft (ローパス)
進入速度: 80~150 kt
接地速度: 70 kt
飛行時間: 19 分
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出発地
?島
緯度: N52°35.43′ 経度: W170°39.19′
高度: 2 m 路面: 草地
離陸方角: 071
到着地
ウムナック島 Nikolski AS (IKO)
滑走路
緯度: N52°56.50′ 経度: W168°51.00′
高度: 22 m
方角: 8/26 滑走路長: 1,067 m 路面: グラベル
停止位置
緯度: N52°56.47′ 経度: W168°51.04′
高度: 24 m 路面: グラベル
着陸方角: (停止)264
画像
経路図
島の間に向かって降下。
Max Power !!
ロールを打って降下開始。
滑走路上空を一旦通過。
逆インメルマンターンで無理矢理進入。
滑走路を捉えた。
動画 (wmv)
2:2.81MB:ローパス
4:1.96MB:降下
5:3.85MB:降下・進入・着陸
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予定していた Westland Wyvern S4 は、何やらおかしな表示がくっついて離れない(どうやら座席と操縦桿の握りらしい)ので、急遽新しい機体を導入して使うことにした。導入済の機体で速度条件に合う大戦機は、全て予定を組んでしまっていたからだ。最初 Arado Ar.240 を導入したものの、サウンドを DHC-2 のものをとりあえず使うなどして真実味に疑問があって使う気になれず、新たに Tempest を導入した。(と言っても、この機体もデフォルトで Douglas DC-3 のサウンドファイルを利用しているのだが。)
フライトは、丁度尖った山の島の間のコースをとったので、海面近くまで降りてフルパワーで”ぶっ飛ばして”みた。高度300mで670km/hが出ている。また、ウムナック島へ降下を始めるのにロールしたり、滑走路への進入を逆インメルマンで入ったり、時間に余裕があったのでけっこう乱暴なことをやってみたが、ぶっつけ本番でよく着陸できたものだ。終了後、次予定の Lavochkin Lagg-11 をテストしたが、大馬力エンジン機はやはり離着陸がむずかしい。 Lagg-11 は Tempest より3舵の効きの設定がシビアなようだ。離着陸がやりにくいのはトルク等のせいというより、ラダーの効き過ぎ(機体ファイル内での設定が過大)なのかも知れない。10回くらいタッチ・アンド・ゴーをやってみたが、トルク等の影響を下げてもなかなかうまく行かなかった。かなり練習が必要のようだ。
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93 |
09.09.24. FSX |
Lavochkin Lagg-11
全幅: 32 ft 2 in [9.80 m]
全長: 28 ft 7 in [8.71 m]
重量: 8,796 lb [3,990 kg]
エンジン: Shvetsov Ash-82Fn 1,850 hp × 1
最大速度: 367 mph [319 kt, 591 km/h] at S/L
: 429 mph [373 kt, 690 km/h] at 19,030 ft [5,800 m]
標準上昇率: 3,940 ft [1,201 m] / min
運用高度: 34,450 ft [10,500 m]
航続距離: 395 miles [343 nm, 636 km]
データ出所: FSX Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 130 kt
巡航高度: 21,300~23,600 ft
巡航速度: 260~270 kt
最大高度: 23,670 ft
最大速度: 272 kt at 21,700 ft (巡航)
進入速度: 150~180 kt
接地速度: 85 kt
飛行時間: 24 分
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出発地
ウムナック島 Nikolski AS (IKO)
出発位置
緯度: N52°56.47′ 経度: W168°50.81′
高度: <78ft> m 路面: グラベル
離陸方角: (出発)261
到着地
ウナラスカ島 Dutch Harbor
Driftwood Bay Air Force Station (AK23)
滑走路
緯度: N53°58.27′ 経度: W166°52.63′
高度: 7 m
方角: 14/32 滑走路長: 1,067 m 路面: グラベル
停止位置
緯度: N53°58.10′ 経度: W166°52.48′
高度: 9 m 路面: グラベル
着陸方角: (停止)145
画像
経路図
雪山を越えて上昇。
クレーター?
ウムナック島を後に。
半島の左端にダッチハーバーがある。
ダッチハーバーに接近。
まるでバケツの底に滑走路があるようだ。
山肌ぎりぎりに降下進入。
動画 (wmv)
2:3.10MB:巡航
4:4.27MB:進入・着陸
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しばらく日を置いて何度も訓練したが、機首の振られをラダーで修正しきれないので Fokker Dr.1 同様Pファクタ、トルク、ジャイロ効果を1/2にする。それでもラダーが効き過ぎて離陸に2回失敗してビール2本。問題はトルク等ばかりでなく、デジタルのラダーが細かく効くようにできておらず、機体が暴れてしまう事にある。ラダー全体の利き幅を狭くするような設定変更ができないのも問題。着陸も滑走路の両端が山になっていて難しかったが、何とかOK。
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94 |
09.10.07. FSX |
三菱 A6M2 零戦二一型
全幅: 12.000 m
全長: 9.050 m (水平)
全高: 3.525 m (三点静止時)
主翼面積: 22.438 sq m
アスペクト比: 6.42
正規全備重量: 2,421 kg
翼面荷重: 107.9 kg/sq m
馬力荷重: 2.55 kg/hp
エンジン: 中島 栄 一二型 空冷複列14気筒 × 1
公称出力: 950 hp at 4,200 m
離昇出力: 940 hp at S/L
最大速度: 288 kt (533 km/h) at 4,550 m
巡航速度: 160~180 kt (296~333 km/h)
上昇力: 6,000 m まで 7 分 27 秒
実用上昇限: 10,300 m
離陸滑走距離: 198 m (A6M2 一一型)
着陸速度: 64.5 kt [119 km/h] (A6M2 一一型、W = 2,410 kg)
初号機完成: S14.12.13. (A6M2 一一型)
生産機数: 740
データ出所: 世界の傑作機 新版10集
零式艦上戦闘機一一型~二二型 (文林堂)
>実施データ
離陸速度: 110 kt
巡航高度: 12,000~14,700 ft
巡航速度: 265~275 kt
最大高度: 14,710 ft
最大速度: 305 kt at 1,250 ft (ローパス降下)
287 kt at 14,700 ft (巡航)
進入速度: 140~155 kt
接地速度: 80 kt
飛行時間: 23 分
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出発地
ウナラスカ島 Dutch Harbor
Driftwood Bay Air Force Station (AK23)
出発位置
緯度: N53°58.02′ 経度: W166°52.41′
高度: 8 m 路面: グラベル
離陸方角: (出発)320
到着地
ユーニマク島 Cape Sarichef (PACS)
滑走路
緯度: N54°34.95′ 経度: W164°54.87′
高度: 89 m
方角: 16/34 滑走路長: 1,067 m 路面: グラベル
方角: 06/24 滑走路長: 580 m 路面: グラベル
停止位置
緯度: N54°34.63′ 経度: W164°54.84′
高度: 90 m 路面: グラベル
着陸方角: (停止)156
画像
経路図
滑走路端の丘越え離陸。
崖に沿って上昇。
山肌に沿って降下。
目前の崖を気にして早めに旋回。
隣りの島を越えて再上昇。
*
ウナラスカ島を後に。
右翼端下に水上飛行場 Akutan (KQA) がある。
ユーニマク島へ接近。
FS2004でのローパス。
動画 (wmv)
1:3.13MB:離陸
3:2.10MB:再上昇
Special:4.66MB:ローパス(FS2004)
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大戦中、米軍が初めてほぼ完全な零戦を捕獲したのは、日本軍がダッチハーバーを攻撃した時に無人島の湿地帯に不時着した機体だった。その事に因んで、ダッチハーバー出発に零戦を選んだ。ただ、FSX用の零戦は入手できていなかったため、FS2004の零戦22型で9/24に実施。その後FSX用の零戦21型が手に入ったので、改めてフライトを行なった。なお、FS2004では離陸の際、スポット・ビューが追随できず機体を見上げる形になってしまい、見えなくなった地面を見ようとして機首を下げ地面に激突してしまった。またFSXでも着陸でオーバーランして、ビール計2本がついている。
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95 |
09.10.18. FSX |
Heinkel He112
全幅: 29 ft 10 in [9.09 m]
全長: 30 ft 11 in [9.42 m]
自重: 3,565 lb [1,617 kg]
エンジン: Jumo 210 Ga 700 hp × 1
最大速度: 317 mph [275 kt, 510 km/h]
上昇限: 31,200 ft [9,510 m]
航続距離: 715 miles [621 nm, 1,150 km]
データ出所: FSX Add Aircraft
>実施データ
離陸速度: 120 kt
巡航高度: 10,000~15,000 ft
巡航速度: 240~260 kt
最大高度: 15,100 ft
最大速度: 420 kt at 3,130 ft (降下)
進入速度: 140~150 kt
接地速度: 75 kt
飛行時間: 25 分
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出発地
ユーニマク島 Cape Sarichef (PACS)
出発位置
緯度: N56°34.67′ 経度: W164°54.84′
高度: 90 m 路面: グラベル
離陸方角: (出発)343
到着地
Cold Bay (PACD)
滑走路
緯度: N55°12.34′ 経度: W162°43.46′
高度: 30 m
方角: 14/32 滑走路長: 3,170 m 路面: アスファルト
方角: 08/26 滑走路長: 1,560 m 路面: アスファルト
停止位置
緯度: N55°12.29′ 経度: W162°43.54′
高度: 31 m 路面: アスファルト
着陸方角: (停止)323
画像
経路図
離陸直後の山越え。
あの山の頂上をかすめてやろう。
次の山もついでに。
三ノ山もだ。
False Pass (KFP) を通過。
越えてきた三っつの山を振り返る。
ロールをうって急降下。
動画 (wmv)
3:2.26MB:二ノ山越え
5:4.37MB:巡航
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64ビット・デュアルコア2.4GHzのマシンでのフライトシムをテストした。実はこのマシン、数ヶ月前に中古を購入していたのだがFSXも新マシンのために新規購入したのに、高精度の地形データのインストールが64ビット版に対応してなくて諦めかけていたのだ。そこで手動インストールに挑戦、見事に成功してまずはテストしてみることにした。FSXは64ビットには対応していないと思うが、デュアルコアはいい。現用マシンより動きがスムーズである。まだモデムをインストールしていないのでFSXの正規の登録が未了のため30分制限があるが、近いうちに正規登録を済ませたい。ただ、パソコン作業スペースの拡張が必要で、これにはしばらく時間がかかりそうである。
離陸後、目前の山を思い切った上昇で飛び越えた。今まではある程度スピードを出して上昇していたが、せっかくスピードメータを表示しているのだからメータを見ながら、フルパワーで極力機首を上げて高角度の上昇を心掛けてみた。今までより早く昇っているようだ。この島は、中央に3つの尖った山が並んでいる。最初の山を越えたついでに3つの山も越えてやろう、と悪戯虫が疼いた。頂上を過ぎた瞬間足元に何もなくなる快感は、ハンググライダーで離陸する時の感覚に似ている。
これでようやくアラスカ本土に到着だ。次はマッキンリー山を目指したい。先を急ぎたいからジェットを使おうかな。
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