フライトシミュレータ・世界一周旅行 (9)

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内容更新日:2014.09.21.
レイアウト更新日:2024.10.08.

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日付のないリストは計画中です
No. 日付 使用機体 発着地/画像・動画 (wmv)
日記メモ
112 10.11.17.
FSX

Boeing 747-400

 全幅: 213 ft 0 in (64.92 m)
 全長: 231 ft 10 in (70.66 m)
 全高: 63 ft 5 in (19.33 m)
 主翼アスペクト比: 7.0
 エンジン: PW4256 or CF6-80C2 or RB211-524
        58,000 lb (26,300 kg) class × 4
 最大ペイロード:
        141,120~144,300 lb (64,011~65,453 kg)
 最大離陸重量: 870,000 lb (394,625 kg)
 最大着陸重量: 630,000 lb (285,765 kg)
 最大水平速度 at 30,000 ft (9,150 m):
        527~532 kt (976~985 km/h)
 離陸距離 35 ft (10.7 m) まで:
        10,900~11,100 ft (3,323~3,383 m)
 着陸滑走路長: 7,000 ft (2,134 m)
 航続距離: 7,300~8,400 nm (13,528~15,569 km)
 データ出所:
   Jane's All The World's Aircraft 1988-89

>実施データ
 離陸速度: 160 kt
 巡航高度: 19,000 ft
 巡航速度: 350~360 kt
 最大高度: 19,240 ft
 最大速度: 369 kt at 18,600 ft (巡航)
 進入速度: 175~200 kt
 接地速度: 130 kt
 飛行時間: 29 分
出発地
 Boeing Field / King Co Intl (KBFI)
 出発位置
  緯度: N47°32.40′ 経度: W122°18.68′
  高度: 11 m
  離陸方角: (出発)133
到着地
 Portland Intl (KPDX)
 滑走路
  緯度: N45°35.32′ 経度: W122°35.85′
  高度: 9 m
  方角: 10R/28L 滑走路長: 3,348 m 路面: アスファルト
  方角: 10L/28R 滑走路長: 2,435 m 路面: アスファルト
  方角: 03 /21 滑走路長: 2,132 m 路面: アスファルト
 停止位置
  緯度: N45°35.36′ 経度: W122°36.40′
  高度: 14 m
  着陸方角: (停止)103

画像
 経路図
 離陸。滑走路端には工場が…。
 レーニア山頂
 巡航
 おっと…やり直し。
 今度はOK。

動画 (wmv)
 1:3.75MB:離陸・上昇
 2:2.17MB:レーニア山
 6:4.87MB:進入(1)やり直し
 7:4.36MB:進入(2)・着陸
 4ヶ月ぶりのフライト。忙しくてほとんど練習をしていない中、とにかく1フライトでもと無理くり実施。そのせいもあって、着地の滑走路位置の地図を準備し忘れ、進入滑走路を間違えてあっちへフラフラこっちへフラフラ。やっとの思いで滑走路に入ったものの横に滑ってしまって、着陸やり直し。30分制限ぎりぎりなので急旋回で反対側から進入して、コースは良かったものの失速ぎみで接地。まあ、事故にはならなかったようだが、パイロットは失格だなあ。
 フライト・コースは、シアトルのシンボル・レーニア山を眺めて、真っ直ぐポートランドに向かった。ボーイングの本拠地の発着はボーイングの機体を使いたかったので、今まで使ってなかった747を使った。
113 11.01.18.
FSX

Douglas DC-10-30

 全幅: 165 ft 4.5 in (50.40 m)
 全長: 182 ft 1 in (55.50 m)
 全高: 58 ft 1 in (17.70 m)
 主翼翼根弦長: 35 ft 1.75 in (10.71 m)
 主翼翼端弦長: 8 ft 11.5 in (2.73 m)
 主翼アスペクト比: 7.5
 主翼面積: 3,958 sq ft (367.7 sq m)
 エンジン: General Electric CF6-50
     49,000~53,000 lb (22,225~24,040 kg) st × 3
 最大離陸重量:
     572,000~580,000 lb (259,450~263,085 kg)
 最大翼面荷重: 144.5 lb/sq ft (705.6 kg/sq m)
 超過禁止速度: Mach 0.95
 最大水平速度 at 25,000 ft (7,620 m):
     Mach 0.88 530 kt (982 km/h)
 最大巡航速度 at 30,000 ft (9,145 m):
     490 kt (908 km/h)
 標準巡航速度: Mach 0.82
 離陸速度 (V2): 189 kt (351 km/h)
 着陸速度: 138 kt (256 km/h)
 最大上昇率 at S/L: 2,900 ft (884 m) /min
 運用高度 at 550,000 lb (249,475 kg) AUW:
     33,400 ft (10,180 m)
 FAA離陸滑走路長: 10,400 ft (3,170 m)
 FAA着陸滑走路長: 5,350 ft (1,630 m)
 航続距離 (Max Fuel, No Payload):
     6,504 nm (12,055 km)
 データ出所:
   Jane's All The World's Aircraft 1988-89

>実施データ
 離陸速度: 170 kt
 巡航高度: 19,900~21,100 ft
 巡航速度: 290~330 kt
 最大高度: 21,180 ft
 最大速度: 334 kt at 18,900 ft (降下)
 進入速度: 155~170 kt
 接地速度: 150 kt
 飛行時間: 22 分
出発地
 Portland Intl (KPDX)
 出発位置
  緯度: N45°34.85′ 経度: W122°35.07′
  高度: 12 m
  離陸方角: (出発)282
到着地
 Mahlon Sweet (KEUG)
 滑走路
  緯度: N44°07.39′ 経度: W123°13.12′
  高度: 112 m
  方角: 16/34 滑走路長: 2,441 m 路面: アスファルト
  方角: 03/21 滑走路長: 1,592 m 路面: アスファルト
 停止位置
  緯度: N44°07.16′ 経度: W123°13.13′
  高度: 116 m
  着陸方角: (停止)165

画像
 経路図
 巡航

動画 (wmv)
 2:2.64MB:巡航
 4:4.16MB:進入・着陸
 久しぶりのフライト、練習のつもりで操縦桿を握ったが、思いのほか上手くいったので続けて本番に臨んだ。練習は何度も飛んでいたので、不安はなかった。離陸も着陸もDC−10にとっては滑走路長がぎりぎりだったが、何とかのりきった。
114 [Date]
12.02.02.

[Machine]
D14_7

[Software]
FSX

Dassault Mercure

 全幅: 100 ft 3 in (30.55 m)
 全長: 114 ft 3.5 in (34.84 m)
 全高: 37 ft 3.75 in (11.36 m)
 主翼翼根弦長: 19 ft 8.25 in (6.00 m)
 主翼翼端弦長: 5 ft 8.5 in (1.74 m)
 主翼アスペクト比: 8
 主翼面積: 1,249 sq ft (116.0 sq m)
 エンジン: Pratt & Whitney JT-8D-15 turbofan
        15,500 lb (7,030 kg) × 2
 最大離陸重量: 124,560 lb (56,500 kg)
 最大着陸重量: 114,640 lb (52,000 kg)
 最大翼面荷重: 99.76 lb/sq ft (487 kg/sq m)
 最大運用速度 20,000 ft (6,100 m) 以下:
     380 kt (704 km/h) EAS
 最大運用速度 20,000 ft (6,100 m) 以上:
     Mach 0.85
 最大巡航速度 at 20,000 ft (6,100 m):
     500 kt (926 km/h)
 最大上昇率 at 7,000 ft (2,135 m), 100,000 lb (45,360 kg)
     3,300 ft (1,007 m) /min
 進入速度: 117 kt (217 km/h)
 FAR121 着陸距離(S/L, ISA +14℃): 5,760 ft (1,755 m)
 航続距離 (乗客 150, 燃料余裕 9,000 lb = 4,100 kg):
     1,125 nm (2,084 km)
 乗客数: 120 / 162  開発開始年 :1967  データ出所:
   Jane's All The World's Aircraft 1975-76

>実施データ
 離陸速度: 135 kt
 巡航高度: 10,500 ft
 巡航速度: 320 kt
 最大高度: 10,846 ft
 最大速度: 341 kt (巡航)
 進入速度: 145~155 kt
 接地速度: 130 kt
 飛行時間: 15 分
出発地
 Mahlon Sweet (KEUG)
 出発位置
  緯度: N44°08.10′ 経度: W123°13.15′
  高度: 116 m
  離陸方角: (出発)163
到着地
 North Bend Mun (KOTH)
 滑走路
  緯度: N43°25.03′ 経度: W124°14.76′
  高度: 5 m
  方角: 04/22 滑走路長: 1,620 m 路面: アスファルト
  方角: 13/31 滑走路長: 1,398 m 路面: アスファルト
  方角: 16/34 滑走路長: 707 m 路面: アスファルト
 停止位置
  緯度: N43°25.03′ 経度: W124°15.27′
  高度: 9 m
  着陸方角: (停止)224

画像
 経路図(なし)
 上昇旋回
 巡航に入る
 山の縁をかすめて進入 / 滑走路は前輪の陰

動画 (wmv)
 2:3.28MB:巡航
 3:6.32MB:降下・進入・着陸
 ようやく最新の(と言っても1年以上も前に入手していたのだが)デスクトップ・マシンでの本番フライトである。フライト環境はわりと早くに整っていたものの録画環境がなかなか整わず、震災などもあって延び延びになっていた。練習フライトは時折やっていたがいい加減再スタートを切らねばと今までのようにサブマシンに録画しようとしたところ、あれ?どうやるんだっけ?…。忘れてる、というより、新しいマシンには今までのキャプチャに出力していた端子が無い。仕方なく、新マシン単独でシミュレータとデスクトップ・キャプチャを駆動することになった。外部キャプチャはRGB信号をダウンスキャンするので画質が相当落ちるけど、パソコンの性能が高ければこの方が綺麗に撮れる。ところがこのデスクトップ・キャプチャがうまく動いてくれない。丸一日四苦八苦のあげくにようやく録画できるようになって、やっと本番フライトに挑んだ。ところが、ちょっとした操作のミスで画面がちらついた瞬間にキャプチャが止まってしまう。何度も「本番」フライトに挑んでいるうちにすっかりくたびれてしまい、なかばテスト気分でうまく録画できたところでそれを「本番」フライトにしてしまった。
 何度も挑んでいるうちに15分で着いてしまうのは近すぎる、と1つ先の5,000ft級滑走路の Cape Blanco State (5S6) に着陸を試みたら滑走路が短か過ぎ、「止まれん」と再離陸、時間に余裕があるのでぐるっと回って再度着陸。少々荒い着陸で、ビール1本を覚悟した。考えてみればこの空港に着陸を何回もしていたのは、レシプロ小型機だったのだ。ところが、録画ファイルを誤って消してしまった。幸いと言うより、もういい加減面倒臭くなってしまった。もう一度やり直し。予定していた空港にまずまずの着陸。ただ、キャプチャ・ソフトでフライトマップが撮れなかったのは残念。マップはないが、一応これで「本番」成立ということにした。ん~、今の時期、寝る前にビールはきついんだよなぁ。何せここ10日間、ぶっ続けで−10度下回ってるからなぁ。
 ダッソー・メルキュールは、私の好きな飛行機の一つである。なぜかはわからないが、ボーイング737と同じ頃、勢力の強いボーイングやダグラスに負けじと出てきたのが嬉しかったのかも。でも確か、エア・インテールに10機しか売れなかった。メルキュールはFS98以前のものしか手に入ってなかったので、最近FSX用のを見つけてさっそく練習に使っていた。アメリカのフライトはアメリカ機を使おうと思っていたが、普段の練習でFSXのデフォルト機に設定していたので、そのまま使ってしまった。
 なお、新マシンはCPUは Intel i5-2500K (4-core 3.3GHz turbo-up 3.7GHz)、グラフィックボードは GeForce GTX460、マザーボードは ASUS の P67系、OSは Windows 7 64-bit。デュアルコア 2.4GHz 64-bit Windows XP の前マシンよりは動きはスムーズであるが、まだ何となくぎこちなさが残るので少しでも無駄をなくそうと Game Booster 3 を使用している。
115 [Date]
12.02.08.

[Machine]
D14_7

[Software]
FSX

Lockheed C-5M Galaxy

 全幅: 222 ft 9 in (67.89 m)
 全長: 247 ft 10 in (75.54 m)
 全高: 65 ft 1 in (19.84 m)
 自重: 374,000 lb (169,600 kg)
 最大離陸重量: 840,000 lb (381,000 kg)
 ペイロード: 177,929 lb (80.7 t)
 最大速度: Mach 0.92
 巡航速度:
     at FL330/340: Mach 0.78
     at FL410/420: Mach 0.84
     at FL510E: Mach 0.88
 運用高度: 43,307 ft (13,200 m)
 上昇限度: 51,181 ft (15,600 m)
 データ出所: FSX

>実施データ
 離陸速度: 150 kt
 巡航高度: 20,000 ft
 巡航速度: 355~365 kt
 最大高度: 20,005 ft
 最大速度: 365 kt at 20,000 ft (巡航)
 進入速度: 170~190 kt
 接地速度: 145 kt
 飛行時間: 25 分
出発地
 North Bend Mun (KOTH)
  緯度: N43°25.31′ 経度: W124°14.61′
  高度: 10 m
  離陸方角: (出発)224
到着地
 Arcata (KACV)
 滑走路
  緯度: N40°58.69′ 経度: W124°06.52′
  高度: 66 m
  方角: 14/32 滑走路長: 1,828 m 路面: アスファルト
  方角: 02/20 滑走路長: 1,371 m 路面: アスファルト
 停止位置
  緯度: N40°58.64′ 経度: W124°06.46′
  高度: 71 m
  着陸方角: (停止)138

画像
 経路図(1)
 経路図(2)
 North Bend Mun を後方に見て上昇中。
 Cape Blanco State 上空通過。
 McNamara 上空通過。Arcata が見えてきた。
 着陸寸前。

動画 (wmv)
 1:3.20MB:離陸・上昇
 4:3.16MB:進入・着陸
 今日2月8日は、自分にとって特別な日である。その特別な日にふさわしいフライトをしようと、アメリカを飛ぶアメリカらしい機体はないかと探した。インストールしてある機体の中から、私の大好きな機体の一つ、グラマンF9Fパンサーを選んでみた。ところがテストしてみるとブレーキが甘く、30分以内に到着できる範囲で最長の滑走路6000ftでもオーバーランしてしまうことがわかり、断念。わりと最近の機体の方が短距離で離着陸できるだろうと探したら、ギャラクシーが出てきた。まさにアメリカらしい巨人機である。North Bend Mun の離陸はギリギリで本来使っちゃいけないところだが Arcata への着陸には余裕があり、これを使うことにした。ところがいざ本番という段階になって、パソコンがやたらハードディスクをアクセスし始めたりオートパイロットが思うように働かなかったりで、4、5回「本番」フライトをやり直してやっとキャプチャできたところで終了。FSX自体がビューの切り替え時に画面がちらついてキャプチャが止まってしまうのでコクピット・ビューでのオートパイロットへのスイッチ切り替えはできず、キーボードだけでスイッチしようとするとオートスロットルは利かないので速度保持ができない。その上キー操作の順番を間違えると高度保持もできなくなる。そんな中でフライトしたから、周りの景色を見る余裕などほとんどなかった。近代のヒコーキは、便利機能がいっぱい付いてるわりにはフライトがつまらんなぁ。
116 [Date]
12.02.09.

[Machine]
D14_7

[Software]
FSX

Boeing C-17 Cargomaster III

>実施データ
 離陸速度: 150 kt
 巡航高度: 20,700 ft
 巡航速度: 310~350 kt
 最大高度: 20,842 ft
 最大速度: 378 kt at 20,700 ft (巡航)
 進入速度: 140~155 kt
 接地速度: 135 kt
 飛行時間: 22 分
出発地
 Arcata (KACV)
  緯度: N40°59.12′ 経度: W124°06.79′
  高度: 70 m
  離陸方角: (出発)137
到着地
 Little River (O48)
 滑走路
  緯度: N39°15.72′ 経度: W123°45.22′
  高度: 174 m
  方角: 11/29 滑走路長: 1,599 m 路面: アスファルト
 停止位置
  緯度: ? 経度: ?
  高度: ? m
  着陸方角: (停止)?

画像
 経路図(1)
 経路図(2)
 砂洲に沿って上昇。
 Arcata を尻目に、この角度の上昇。
 あちらに見えるはシャスタ山(4317m)か?
 Fort Bragg (8Q3) は、何度も着陸を練習した。
 目的地 Little River が見えてきた。
 ホっと一息の瞬間。

動画 (wmv)
 1:2.85MB:離陸・上昇
 4:2.81MB:降下
 早く歩を進めようと、ジェットで行けるところまで行こうと思い、ギャラクシーに続くアメリカらしい巨人機ということでC−17を選定。後方から機体と景色を眺めながら、「ジョバケツだなぁ」。でも、C−17を女性に例えた話は聞かない。
117 [Date]
12.02.14.

[Machine]
D14_7

[Software]
FSX

Cessna 152 Aerobat

 全幅: 36 ft 1 in (11.00 m)
 全長: 27 ft 2 in (8.28 m)
 全高: 8 ft 11 in (2.72 m)
 自重: 1,665 lb (755 kg)
 最大全備重量: 2,550 lb (1,157 kg)
 エンジン: Textron Continetal 150 hp × 1
 プロペラ: Two-Bladed Macauley 固定ピッチ  燃料容量: 56 gal (211 l)  最大速度: 126 kt (233 km/h)
 巡航速度: 120 kt (222 km/h)
 運用高度: 14,000 ft (4,267 m)
 最大航続距離: 638 nm (1,182 km)
 座席数: 4  データ出所: FSX

>実施データ
 離陸速度: 55 kt
 巡航高度: 3,530~4,800 ft
 巡航速度: 95~115 kt
 最大高度: 4,805 ft
 最大速度: 132 kt at 2,978 ft (降下)
 進入速度: 70 kt
 接地速度: 40 kt
 飛行時間: 17 分
出発地
 Little River (O48)
  緯度: N39°15.98′ 経度: W123°45.65′
  高度: 176 m
  離陸方角: (出発)111
到着地
 Lofty Redwoods (53CL)
 滑走路
  緯度: N38°51.58′ 経度: W123°35.43′
  高度: 401 m
  方角: 13/31 滑走路長: 975 m 路面: オイル引き
 停止位置
  緯度: N38°51.63′ 経度: W123°35.48′
  高度: 403 m
  着陸方角: (停止)131

画像
 経路図(1)
 経路図(2)
 Little River を後に。
 アリーナ岬
 頂点でロールを打つ。

動画 (wmv)
 3:2.75MB:アクロバット!?
 4:2.01MB:進入・着陸
 前フライト終了後、次のフライトの機体を選ぼうとジェットで何回か飛んでいたら、足元に点々と空港が見える。せっかくだから小型機で飛び石風に行くのもいいと、思い切って古風な機体を使ってみた。Fokker Spider。何と、エルロン無しのラダー機である。でも、少しスピードが足りなくて30分で次まで行けそうにない。しかもFS2004用のものしかなかったので諦め、うんとオーソドックスにセスナを使うことにした。セスナ152エアロバット。エアロバットと言うだけあるならアクロバットに挑戦せねばと、着陸前にインメルマン・ターンを2回やり、そのまま着陸。でも、機軸がブレてしまって笑われそう。アクロをやりたくてフライト・シムやってるわけじゃないから、アクロの練習は特にしてない。と、言い訳を言う。それにしても軍用機に比べれば、着陸はずっとやり易い。
118 [Date]
12.03.08.

[Machine]
D14_7

[Software]
FSX

Fokker Spider

 全幅: 33 ft 6 in (10.6 m)
 全長: 12 ft 9.5 in (3.9 m)
 全高: 11 ft 8 in (3.57 m)
 巡航速度: 57 kt (106 km/h)
 エンジン: Argus AS1 90 hp × 1
 最大総重量: 800 lb (360 kg)
 自重: 600 lb (270 kg)
 運用荷重: 160 lb (70 kg)
 データ出所: FSX Add Aircraft

>実施データ
 離陸速度: 65 kt
 巡航高度: 1,580~1,780 ft
 巡航速度: 60 kt
 最大高度: 1,782 ft
 最大速度: 61 kt at 1,766 ft (巡航)
 進入速度: 55~60 kt
 接地速度: 34 kt
 飛行時間: 5 分
出発地
 Lofty Redwoods(58CL)
 出発位置
  緯度: N38°51.79′ 経度: W123°35.61′
  高度: 403 m
  離陸方角: (出発)132
到着地
 Ocean Ridge(E55 ※FS2004ではQ69)
 滑走路
  緯度: N38°48.08′ 経度: W123°31.82′
  高度: 287 m
  方角: 13/31 滑走路長: 762 m 路面: アスファルト
 停止位置
  緯度: N38°48.10′ 経度: W123°31.84′
  高度: 288 m
  着陸方角: (停止)134

画像
 経路図(1)
 経路図(2)
 離陸直後、左側の沢へ降下。ハングで飛んでるみたい。
 徐々に降下しながら、目的地を見る。
 着陸寸前。

動画 (wmv)
 1:*MB:離陸・巡航
 2:*MB:巡航
 FS2004用の Fokker Spider 、無理やりFSXにつっこんでみたら使える!。さっそくこれで飛ぶことにした。離陸後の上昇角は嘘っぽい(こんなにe/gパワーがあるはずがない)が、標高の高い所にある出発地の Lofty Redwoods 、離陸してすぐ左側の沢に向かって降りてみた。実際はパワーが余って?上昇してしまったようだが、ハンググライダーで飛んでるみたいな気分を味わった。わずか5分のフライトだったが、こんなフライトもけっこう楽しい。ラダー機はラジコン・グライダーで慣れているはずなのだが、乗ってみるとけっこう難しい。
119 [Date]
12.03.20.

[Machine]
D14_7

[Software]
FSX

Scheibe SF25C "Esslinger Falke"

 全幅: 15.25 m
 全長: 7.6 m
 最大重量: 647 kg
 自重: 455 kg
 エンジン: Rotax 100 PS × 1
 データ出所: FSX Add Aircraft

>実施データ
 離陸速度: 60 kt
 巡航速度: 60 kt
 最大高度: 2,128 ft
 最大速度: 64 kt at 2,107 ft
 進入速度: 55~60 kt
 接地速度: 45 kt
 飛行時間: 8 分
出発地
 Ocean Ridge(E55 ※FS2004ではQ69)
 出発位置
  緯度: N38°48.25′ 経度: W123°31.96′
  高度: 287 m
  離陸方角: (出発)132
到着地
 The Sea Ranch (CA51)
 滑走路
  緯度: N38°42.28′ 経度: W123°25.95′
  高度: 110 m
  方角: 12/30 滑走路長: 792 m 路面: アスファルト
 停止位置
  緯度: N38°42.33′ 経度: W123°26.01′
  高度: 110 m
  着陸方角: (停止)122

画像
 経路図(1)
 経路図(2)
 滑空降下に移る。
 これはゴルフ場かな?
 離陸した空港は山の上。
 木を気にしながら進入。
 静かに着陸。

動画 (wmv)
 2:1.91MB:滑空降下
 3:3.73MB:進入・着陸
 前フライト同様、次の滑走路は距離も近く高度も低い。本当は純グライダーを使いたかったが、トーイングの方法が分からないのでモーター付きを使うことにした。FS2004だったろうか、小型機で引っ張る方法があったと思う。パワーの無い純グライダーは、着陸は失敗は許されない。そんなグライダー的な着陸をしたかったので、ある高度まで上がった後、パワーをアイドルにして滑空で次の滑走路を目指すことにした。何度か試してみて、2,000ftまで上がれば届くことがわかり、少し余裕を取って2,100ftから滑空を開始。ただ、Microsoftのフライトシムはシーナリー・オブジェクトを表示させると何故か滑走路の周りに木や家があったり、ひどいのは滑走路の進入コース上に高い木が生えていたりする。空港敷地内に一般の家が建っているはずはなく、オブジェクトを少なめにしてはいるがそれでもとんでもない所に木が立っているので、避けるのに苦労する。今回も横をかすめるようにして進入した。
120 [Date]
12.03.20.

[Machine]
D14_7

[Software]
FSX

Cessna T-37 Dragonfly

 全幅: 11.71 m
 全長: 9.79 m
 全高: 2.82 m
 自重: 2,815 kg
 最大離陸重量: 6,800 kg
 エンジン: General Electric J85-GE-17A
        2,855 lb (1,295 kg) × 2
 最大速度: 420 kt (778 km/h)
 巡航速度: 260 kt (482 km/h)
 航続距離: 800 nm (1,482 km)
 運用高度: 41,000 ft (12,500 m)
 データ出所: FSX Add Aircraft

>実施データ
 離陸速度: 115 kt
 巡航高度: 10,200 ft オートパイロット使用
 巡航速度: 330 kt
 最大速度: 333 kt at 10,200 ft (巡航)
 進入速度: 175 kt
 接地速度: 105 kt
 飛行時間: 21 分
出発地
 The Sea Ranch (CA51)
 出発位置
  緯度: N38°42.43′ 経度: W123°26.13′
  高度: 111 m
  離陸方角: (出発)121
到着地
 San Francisco Intl. (KSFO)
 滑走路
  緯度: N37°37.14′ 経度: W122°22.49′
  高度: 4 m
  方角: 10L/28R 滑走路長: 3,615 m 路面: アスファルト
  方角: 10R/28L 滑走路長: 3,229 m 路面: アスファルト
  方角: 01R/19L 滑走路長: 2,638 m 路面: アスファルト
  方角: 01L/19R 滑走路長: 2,288 m 路面: アスファルト
 停止位置
  緯度: N37°37.03′ 経度: W122°21.95′
  高度: 5 m
  着陸方角: (停止)283 (28R)

画像
 経路図(1)
 経路図(2)
 離陸上昇。
 サンフランシスコはあの山の向こう。
 ここも地震の国、「地」が「割れ」ている。
 飛び石づたいの空港を振り返る。
 練習フライトで撮った同じ場面。
 都会の街並みと、のどかな田園風景。
 その境界線。どんな暮らしがあるのだろう。
 あのピラミッドは何だ?
 サンフランシスコの高層ビル群。
 鉄道陸橋?
 フラップを下げて、進入開始。
 おじゃましま~す!

動画 (wmv)
 4:3.99MB:降下
 次の空港までは少し距離があるので、離陸距離に多少不安はあったけれど、ジェット機を使った。(滑走路正面の木くらいは切れよ!!) 機体はセスナT−37。座席が横に並んだ練習機である。普通、練習機というと座席は縦に並んでいて、教官は後部座席に座る。なぜか? 私はグライダー訓練の経験があるので分かるが、訓練生を独り立ちさせるにはこの方が良い。横に並んでいると、訓練生は何となく横にいる教官を頼ってしまうところがある。教官が後に座っていると、前の訓練生は「いざと言う時は教官が助けてくれる」などと思っていても、後の教官は操縦桿から手を離して腕組みしてたりするのである。(実際は、寒くて震えているそうだ。)「助けてくれているだろう」と思っていたら、実際は自分一人で操縦していた。そうやって独り立ちするものなのだ。横にいる教官の顔色を伺うようではいけないのだ。−でも、訓練ではなく「空の散歩」なら、座席は横並びの方がいい。彼女を乗せるなら、横並びはなおいい。軍用機でありながら散歩に使える可愛い機体なので、私の好きな飛行機の一つである。
121 [Date]
12.03.21.

[Machine]
D14_7

[Software]
FSX

Lockheed P-38L-5-LO Lightning Racer

 全幅: 52 ft 0 in (15.85 m)
 全長: 38 ft 0 in (11.58 m)
 自重: 12,000 lb (5,440 kg)
 エンジン: Allison V-1710 modified for racing × 2
 データ出所: FSX Add Aircraft

>実施データ
 離陸速度: 100 kt
 巡航高度: 10,200 ft / 5,100 ft オートパイロット使用
 巡航速度: 300 kt (10,200 ft) / 340 kt (5,100 ft)
 最大高度: 10,274 ft
 最大速度: 306 kt at 10,200 ft / 344 kt at 5,100 ft (巡航)
 進入速度: 120~130 kt
 接地速度: 65 kt
 飛行時間: 24 分
出発地
 San Francisco Intl. (KSFO)
 出発位置
  緯度: N37°37.71′ 経度: W122°23.57′
  高度: 6 m
  離陸方角: (出発)103
到着地
 Monterey Peninsula (KMRY)
 滑走路
  緯度: N36°35.22′ 経度: W121°50.58′
  高度: 78 m
  方角: 10R/28L 滑走路長: 2,320 m 路面: アスファルト
  方角: 10L/28R 滑走路長: 1,070 m 路面: アスファルト
 停止位置
  緯度: N36°35.33′ 経度: W121°50.99′
  高度: 80 m
  着陸方角: (停止)099 (10R)

画像
 経路図(1)
 経路図(2)
 サンフランシスコ国際空港から離陸上昇。
 1万フィートを駆ける。
 航空団地へ向かって降下。
 降下ひねりこみ?
 再び5千フィートを駆ける。
 P−38は、この角度で見るのが美しい。
 この角度もいい感じ。
 思い切って高度を下げる。

動画 (wmv)
 3:4.48MB:航空団地上空にて
 サンフランシスコ国際空港ということで長距離機で長い滑走路を要する Douglas DC-8-62 を使いたかったが、滑走路の長い次の空港が30分の範囲にない。もう少し先の Monterey Peninsula からならあるということで、その Monterey Peninsula まで Lockheed P-38 で行くことにした。この P-38 は、レーサーである。ならばどれだけスピードが出るかやってやろうというので、オートパイロットで水平を保ちながら速度に挑戦してみた。1万フィートでは300ノットぎりぎり。5千フィートでは340ノットだった。ただ、私は速度メーターは指示速度表示にしているので実際は306ノットと344ノットの比較ではない。以前、高度と指示速度と真速度の関係表を公開したら、どこかのサイトに「高度によって速度表示が変わるはずはない」と意見してあった。その人は多分、速度計を真速度表示にしてあるのではないか。試しに高高度フライト中にポーズして表示を切り替えてみたが、確かに真速度表示にすると表示速度は大きくなった。これはピトー管による動圧と静圧の差で速度を測る上での宿命なのだ。FS2004で切り替えて数値を確かめてみたところ、10200フィートでの306ノットは真速度では357ノット、5100フィートでの344ノットは371ノットだった。最近のグラスコクピット(計器類も全てコンピュータを通してディスプレイ画面に表示される方式)だと真速度表示も可能だろうが、私は小型の自作機を作って飛びたいがためのフライトシムなので旧式の計器に慣れておく必要があり、計器類は指示速度表示、単位もフィート・ポンド法を踏襲している。
 途中、眼下に小さな滑走路が見えた。もしかすると、小型自家用機を持つ人々が暮らす集落かもしれない。1本の滑走路の横に家が並び、朝の通勤時間になるとそれぞれの家の格納庫から飛行機を出して飛び立っていく、そんな”航空団地”がアメリカには沢山あると聞く。日本にはなぜないのかなぁ…。
 そう嘆きつつ、高度を下げ、上空を通過。そして目的地まで又もやダッシュ、に入るために単純に降下旋回したのではつまらないので、一捻り。実際の戦闘で敵に後に付かれた時、こんな方法で逃げれないものかと日頃考えていたのだが、旋回する方向と逆方向にロールしながら機首を下に向けていき、水平に戻った頃にはロールした逆方向90度に向くようにするのである。練習はしてないので90度にはならなかったが、逆方向へ向けてダッシュはできた。
 目的地を少し過ぎるまでフルパワーダッシュを続け、あとは大きく旋回して進入。最後は高かったので、思い切って降下して着陸した。
122 [Date]
12.03.26.

[Machine]
D11X

[Software]
FSX

Douglas DC-8-62

 全幅: 148.36 ft (45.22 m)
 全長: 157.5 ft (48.01 m)
 最大離陸重量: 335,000 lb (151,900 kg)
 最大着陸重量: 240,000 lb (108,900 kg)
 エンジン: Pratt & Whitney JT3D-7 19,000 lb (8,620 kg) × 4
 データ出所: FSX Add Aircraft

>実施データ
 離陸速度: 145 kt
 巡航高度: 19,730~20,260 ft
 巡航速度: 300~335 kt
 最大高度: 20,512 ft
 最大速度: 374 kt at 17,775 ft (巡航)
 進入速度: 150~175 kt
 接地速度: 120 kt
 飛行時間: 26 分
出発地
 Monterey Peninsula (KMRY)
 出発位置
  緯度: N36°35.00′ 経度: W121°50.00′
  高度: 81 m
  離陸方角: (出発)279(28L)
到着地
 Vandenberg AFB (KVBG)
 滑走路
  緯度: N34°43.78′ 経度: W120°34.61′
  高度: 112 m
  方角: 12/30 滑走路長: 4,574 m 路面: コンクリート
 停止位置
  緯度: N34°44.49′ 経度: W120°35.34′
  高度: 115 m
  着陸方角: (停止)123

画像
 経路図(1)
 経路図(2)
 離陸上昇。
 巡航。
 空港が見えた。
 降下中。
 危ない着陸。
 尾部をこすってしまった。

動画 (wmv)
 1:4.06MB:離陸・上昇
 4:4.54MB:進入・着陸
 予定通り、DC−8−62で出発。一昔前の長距離機だけあって、離陸距離も長い。けっこう滑走路長ギリギリで離陸。巡航終了までは順調なフライトだったが、降下に入って”あれ?空港はどこだっけ?”。最近のフライトでは地図をあまり準備してない。おまけに侵入角を浅くしたら滑走路直前で高すぎることに気付いて下げたっけばフラついてしまって、結局尻餅ついてしまって、久しぶりのビールになってしまった。
123 [Date]
12.03.29.

[Machine]
D14_7

[Software]
FSX

Convair B-58 Hustler

 全幅: 56.83 ft (17.32 m)
 全長: 96.75 ft (29.49 m)
 全高: 31.42 ft (9.58 m)
 翼面積: 1,542 sq ft (143.25 sq m)
 自重: 55,560 lb (25,200 kg)
 最大離陸重量: 163,000 lb (73,935 kg)
 エンジン: General Electric J-79 × 4
        42,000 lb (19,050 kg)
        64,000 lb (29,029 kg) A/B
 最大水平速度: 2,230 km/h (1,204 kt)
        at 40,000 ft (12,190 m)
 運用高度: 60,000 ft (18,290 m)
 航続距離: 1,735 nm (3,220 km)
        4,845 nm (8,975 km) 空中給油
 データ出所: FSX Add Aircraft

>実施データ
 離陸速度: 245 kt
 巡航高度: 28,800~29,200 ft
 巡航速度: 300~420 kt
 最大高度: 29,256 ft
 最大速度: 420 kt at 28,530 ft (巡航)
 進入速度: 105~210 kt
 接地速度: 85 kt
 飛行時間: 25 分
出発地
 Vandenberg AFB (KVBG)
 出発位置
  緯度: N34°45.11′ 経度: W120°36.05′
  高度: 116 m
  離陸方角: (出発)124
到着地
 Los Angeles Intl. (KLAX)
 滑走路
  緯度: N33°56.55′ 経度: W118°24.48′
  高度: 38 m
  方角: 07L/25R 滑走路長: 3,681 m 路面: コンクリート
  方角: 07R/25L 滑走路長: 3,378 m 路面: コンクリート
  方角: 06R/24L 滑走路長: 3,132 m 路面: コンクリート
  方角: 06L/24R 滑走路長: 2,718 m 路面: コンクリート
 停止位置
  緯度: N33°56.04′ 経度: W118°24.98′
  高度: 41 m
  着陸方角: (停止)70(07R)

画像
 経路図(1)
 経路図(2)
 離陸。滑走路長には余裕があった。
 離陸した空港を振り返る。
 飛行機雲を引いて。
 降下中。
 こんな短い距離で着陸できるわけがない。

動画 (wmv)
 1: 366KB:踊るポンポコリン
 2:3.03MB:離陸・上昇
 3:2.41MB:上昇
 最近、フライトの録画のテストをやっていて、 Gregion というフリーソフトで録画はできるようになったものの、余計な部分をカットして保存するためのMPEG−2ファイルへの変換がどうもうまくいかなくて困っている。FSXはWindows7の最新マシンにインストールしてあるのだが、同一マシンで Gregion 録画と AviUtl で非圧縮AVIファイルへの変換まではできるが、そこから MediaCoder を使っても Super を使っても変換したMPEGー2が開けない。別のマシンに入っている MPEGEnc 2 だと変換したMPEGー2は正常に開けるので、保存もできるしHP公開用のWMVファイルへの変換も WinDVD Creator 2 で行う手筈は整っている。
 何だかんだと悩んでいる中で次の段階のテストのつもりで録画しながら離陸したのだが、飛んでるうちにそのまま本番フライトにしてしまった。だから、着陸する空港も決めていなかった。何やら大きな空港が見えるというので降りてみたら、そこはロサンゼルス国際空港だった。B−58は2回ほどテストフライしてはいたが着陸は難しかった記憶があって、不安だったけれど何とか降りることができた。現実にはこんな無茶なフライトはしてはならない。
 次のフライトの機体選定のためのフライトを続けて行なった。アメリカの大型機と思ってNorthrop XB−35で離陸したのだが、足元には小さな空港があちこちに見える。次のフライトは小さな機体で、各駅停車で行こうかな。
124 [Date]
12.04.01.

[Machine]
D14_7

[Software]
FSX

Interplane Skyboy

 全幅: 30 ft (9.14 m)
 全長: 20 ft 3 in (6.17 m)
 全高: 7 ft (2.13 m)
 自重: 700 lb (318 kg)
 最大離陸重量: 1,320 lb (599 kg)
 エンジン: Bombardier Rotax 912S 100 hp 4cyl × 1
 データ出所: FSX Add Aircraft

>実施データ
 離陸速度: 75 kt
 最大高度: 2,456 ft
 最大速度: 107 kt at 1,064 ft (降下)
 進入速度: 50~ kt
 接地速度: 40 kt
 飛行時間: 6 分
出発地
 Los Angeles Intl. (KLAX)
 出発位置
  緯度: N33°56.39′ 経度: W118°22.83′
  高度: 40 m
  離陸方角: (出発)250
到着地
 Northrop/Hawthorne Mun (KHHR)
 滑走路
  緯度: N33°55.37′ 経度: W118°20.11′
  高度: 20 m
  方角: 07/25 滑走路長: 1,509 m 路面: コンクリート
 停止位置
  緯度: N33°55.35′ 経度: W118°20.45′
  高度: 21 m
  着陸方角: (停止)67

画像
 経路図(1)
 経路図(2)
 滑走路が長いと、抜けるまで時間がかかる。
 上昇中に”空港めっけ!”。すぐ降下。
 最終進入。

動画 (wmv)
 
 録画した動画の編集ステップの確定化を目指す意味もあって、丁度小さな空港が点在していることだし、最短のフライトをしばらく続けることにした。予約なしで着陸される空港にとっては迷惑だろうが…。
 距離も近いので、ULPを使う。Skyboy はだいぶ前にインストールしてあった機体だったけれど、なかなか使う機会がなかった。少々機体イメージの荒さが気になる。以前は自設計自作ULPで日本一周を夢見たものだが、あの頃は日本ではULPは”離陸した場所に降りなければならない”という”法律”があって、実現は不可能だった。大空を飛ぶ鳥を鳥籠に入れて飼うようなものだ。こんな規定があるのは多分日本だけだろう。その中で、積極的にULPを広めていた教官が3箇所くらいの飛行場を結んで飛ぼうという計画を立てているのを聞いたことがあるが、あれはどうなったのかな。おそらく今も、ULPは日本では籠の鳥なんだろうな。そんな事を考えながら飛んでいた。
 だからと言って、現実には飛行機がいっぱい飛んでる社会の中を勝手気ままに飛び回ってはいけない。これはフライトシムを単純に機体の操縦の訓練として使っているから出来る事であって、現実にはフライトプランの提出から無線の交信、他機の確認や回避、さまざまな事ができなければ飛んではならないのである。残念ながら日本人はその分別が甘いために、何でもかんでも法律で縛らなければならなくなる。法律で縛られる事に文句を言うなら、日本人は一人一人がきちんと分別をわきまえて行動できるようにならなければならない。以前、フライトシムで練習したからと旅客機を乗っ取ったヤツがいたけれど、日本の現状を考えると同じ日本人として情けなくなる。飛行機も車も自作運用できる霧の国イギリスの人達から見ると、日本は天候も良く青空がいっぱい広がっていて自作機が飛べる自然環境がとてもうらやましいそうである。いつか日本も、ULPが自由に飛べる国になって欲しい。

 現在の動画の録画・編集ステップ
   【作業内容:作業マシン:使用ソフト:作成ファイル:結果】
  ①キャプチャ:D14_7:Gregion 3.1 [Format=Gregion Lossless/ Size=1024x768 (100%)]:*.avi:成功
  ②非圧縮変換:D11k:Gregion Convertor:*.avi:成功
        これをしないと、以後の作業は全くできない。D11k の AviUtl 0.99i8 で非圧縮変換しても、以後の作業出来ず。
        30分フライト+タキシングで100GBを超える。変換に3時間以上かかる。
  ③圧縮変換:D11k:Free Video Convertor 2.1.0 [Format=Mpeg-2/ Size=Original/ 6000~9000 kbps/ Sound=mp2 layer-3]:*.mpg:成功
        このファイルは D11k の Media Player Classic 日本語版では映像出ず。
        また TMPEGEnc 2 の読込時に「このクリップは XDVD(Long GOP) です」と表示される。
        30分フライトの変換に1時間かかる。
  ④MPG編集:D11k:TMPEGEnc 2:*.mpg:成功・一応完成
        完成ファイルを再度 TMPEGEnc 2 の読込させると XDVD(Long GOP) と表示。
        このファイルは D11k の Media Player Classic 日本語版で映像は出る。
  ⑤WMV化:D11k:WinDVD Creator 2:*.wmv:成功・HP公開用

 問題は、30分フルサイズでキャプチャできるフリーソフトが Gregion しかなく、Gregion Convertor の非圧縮変換作業が必須になるために多くの時間を要する事と、MPEG−2への変換のできるフリーソフトが Free Video Convertor しかなく、XDVD(Long GOP) という汎用性に不安のある形式で完了している事である。汎用性のあるMPEG−2でキャプチャできるソフトがあれば、一発で解決できるのだが…。
125 [Date]
12.04.01.

[Machine]
D14_7

[Software]
FSX

Fairchild FC-1

 最大速度: 97 mph (84 kt, 156 km/h)
 巡航速度: 90 mph (78 kt, 145 km/h)
 失速速度: 40 mph (35 kt, 64 km/h)
 自重: 1,596 lb (724 kg)
 エンジン: Curtiss OX-5 90 hp × 1
 データ出所: FSX Add Aircraft

>実施データ
 離陸速度: 58 kt
 最大高度: 2,102 ft
 巡航(上昇中)速度: 60 kt
 最大速度: 75 kt at 1,793 ft (降下)
 進入速度: 56~58 kt
 接地速度: 40 kt
 飛行時間: 13 分
出発地
 出発位置
 Northrop/Hawthorne Mun (KHHR)
  緯度: N33°55.35′ 経度: W118°20.57′
  高度: 22 m
  離陸方角: (出発)074
到着地
 Long Beach (KLGB)
 滑走路
  緯度: N33°49.06′ 経度: W118°09.10′
  高度: 18 m
  方角: 12/30 滑走路長: 3,049 m 路面: アスファルト
  方角: 07L/25R 滑走路長: 6186ft * m 路面: アスファルト
  方角: 07R/25L 滑走路長: 1,650 m 路面: アスファルト
  方角: 16R/34L 滑走路長: 1,365 m 路面: アスファルト
  方角: 16L/34R 滑走路長: 1,303 m 路面: アスファルト
 停止位置
  緯度: N33°49.27′ 経度: W118°09.33′
  高度: 20 m
  着陸方角: (停止)122(12)

画像
 経路図(1)
 経路図(2)
 ロスのゴルフ場は街中にある?
 グランドと思いきやゴルフ場。
 あっちの飛行場を目指そうと思ったんだけど…。
 ここを通ってしまったんでは
 仕方がない。
 左端のコクピットビューが生きる。
 ウソ!こんなにカーブがきつかったの?

動画 (wmv)
 
 まずは離陸。行く先を空中から探していたら、前のフライトの練習で一度降りた Long Beach 空港の向こうに空港らしきものが見えた。そちらに向かおうと思ったが、低空飛行で空港真上を通過するのも何だと迂回しようとしたら Long Beach の進入コースに入ってしまった。しゃぁないわ。
126 [Date]
12.04.02.

[Machine]
D14_7

[Software]
FSX

Potez 630

 全幅: 16 m
 全長: 11.07 m
 全高: 3.62 m
 重量: 3,135 kg
 最大重量: 4,430 kg
 エンジン: Gnome-Rhone GR14M4/M4 720 hp × 2
 最大速度: 425 km/h
 運用高度: 9,000 m
 航続距離: 1,500 km
 データ出所: FSX Add Aircraft

>実施データ
 離陸速度: 115 kt
 巡航高度: 5,100 ft オートパイロット使用
 巡航速度: 265 kt
 最大高度: 5,154 ft
 最大速度: 271 kt at 4,945 ft (巡航)
 進入速度: 140~160 kt
 接地速度: 110 kt
 飛行時間: 22 分
出発地
 Long Beach (KLGB)
 出発位置
  緯度: N33°49.57′ 経度: W118°09.68′
  高度: 20 m
  離陸方角: (出発)122
到着地
 NorthIsland NAS (KNZY)
 滑走路
  緯度: N32°41.95′ 経度: W117°12.92′
  高度: 8 m
  方角: 18/36 滑走路長: 2,443 m 路面: アスファルト
  方角: 11/29 滑走路長: 2,286 m 路面: アスファルト
 停止位置
  緯度: N32°41.79′ 経度: W117°12.60′
  高度: 9 m
  着陸方角: (停止)109

画像
 経路図(1)
 経路図(2)
 パワーが小さいので、長い滑走路端でもこの高度。
 空港を振り返る。
 あちこちにある空港。航空王国の証。
 地熱発電所かな?
 高い無線アンテナが見える。
 この空港はパス。
 降下開始。
 住宅地をかすめて進入。パワーを上げて引っ張る。

動画 (wmv)
 3:2.72MB:巡航
 6:2.58MB:降下
 一気に国境を越えようかと思ったけど、予定したビジネスジェットでは次の空港に届かないことがわかり、一旦国境の町に降りることにした。機体はフランスの戦闘機だが、かわいい形が気に入っている。ただ、パワーが小さく、離陸にも長い滑走路が必要。着陸時もフラップを下ろすと結構パワーを上げないと沈んでしまう。
127 [Date]
12.04.02.

[Machine]
D14_7

[Software]
FSX

L.A.K. Genesis 2

 全幅: 15.00 m
 自重: 240 kg
 全重量: 525 kg
 最小沈下速度: 85 km/h
 最良滑空速度: 124 km/h
 超過禁止速度: 276 km/h
 失速速度: 75 km/h
 データ出所: FSX Add Aircraft

>実施データ
 離陸速度: 60 kt
 曳航速度: 82~90 kt
 離脱  : 93 kt at 5,107 ft
 最大高度: 5,107 ft
 最大速度: 97 kt at 4,895 ft
 滑空速度: 65~80 kt
 進入速度: 60~70 kt
 接地速度: 32 kt
 飛行時間: 19 分
出発地
 出発位置
 NorthIsland NAS (KNZY)
  緯度: N32°42.58′ 経度: W117°12.71′
  高度: 9 m
  離陸方角: (出発)183
到着地
 Gen Abelardo Rodriguez Intl. (MMTJ)
 滑走路
  緯度: N32°32.46′ 経度: W116°58.20′
  高度: 149 m
  方角: 09/27 滑走路長: 2,946 m 路面: コンクリート
  方角: 10/28 滑走路長: 1,829 m 路面: アスファルト
 停止位置
  緯度: N32°32.56′ 経度: W116°58.93′
  高度: 150 m
  着陸方角: (停止)101

画像
 経路図(1)
 経路図(2)
 初体験、曳航離陸。
 上げ過ぎると曳航索を破断してしまうので注意。
 速度がつき過ぎるとスポイラで調整?
 「離脱高度5,100ft」。
 空港を見ながら旋回。
 曳航機よ、ありがとう。
 街を見ながら。
 海岸沿いも見ながら。
 国境を挟んで3つの空港がある。
 余裕の旋回。まずは右へ。
 旋回中。
 お次は左へ旋回。
 進入開始。空港を捉える。
 スポイラを立てて降下開始。
 降下中。
 滑走路に入った。
 少しドン着。
 無事滑走路中央に停止。

動画 (wmv)
 1:2.76MB:曳航されて「しゅっぱあつ!」
 2:2.21MB:リリース完了
 3:1.40MB:メキシコへ向けて滑空
 4:3.04MB:右旋回・左旋回
 5:3.56MB:進入・着陸
 グライダーの曳航の方法が分かった。[Ctrl]+[Shift]+[Y] で曳航機が出る。曳航終了は [Shift]+[Y] である。2フライトほど練習して本番に臨んだ。欲を言えば、風を切る音が欲しかったなぁ。
 ウィンチ曳航は実機で何度か経験があるのでさほど不安はなかったが、やはり他機に引っ張られて飛行するのは難しい。曳航機より低くなってしまった場合はわりと素早く直すことができるが、高くなってしまった時は注意が必要で、一瞬の遅れで曳航索が切れてリリース装置を破壊してしまう。高度を下げる時もスピードがついて曳航索が緩むと、次に張った時に切れてしまう。丁度、故障車に乗って牽引してもらっている時と同じで、時々静かにブレーキをかけながら行かなければならない。曳航中は、周りを見る余裕は全くなかった。
 練習で国境の向こう側の空港へ届くリリース高度が4,000ftくらいと分かり、余裕を持たせて5,100ftで離脱。気象条件を「無風」にしているのでサーマルは期待できないが、2まわりほど旋回して空港を目指した。着陸もそんなに難しくはなかったが、スピードが抜けきらないうちに滑走路についてしまって、飛行禁止令基準の「3回接地」に近い着地になってしまった。
 国境周辺はにぎやかそうである。上から見ると、どこが国境か分からない。日本には地上に国境というものはないので分からないが、そんなに距離というものが感じられない。どこかの国の国境は、全然雰囲気が違うんだろうな。
 ようやく「アメリカ西海岸」のフライトが終わった。これからはアステカ・マヤの国である。遠くインカへの旅が始まる。